結婚指輪2019/10/18
結婚指輪についた傷はどうすればいい? 傷つきやすい場面や対処法をご紹介【ゴールド(金)・プラチナ・ピンクゴールド素材別】
毎日身に着ける結婚指輪は、どうしても傷や汚れがつきやすいものです。しかし、結婚指輪は大切な愛の絆の証です。宝石がくすんだり指輪のツヤが失われたりせず、美しい状態を保つためにはどうすればいいのでしょうか。
今回は自分でできる結婚指輪の傷の対策について詳しくご紹介します。対策方法を知り、指輪の傷を最小限に抑えていきましょう。
自分でできる結婚指輪の傷対策
結婚指輪は非常に繊細な加工がされているため、ちょっとしたことで傷がついたり、宝石が取れたりする場合があります。結婚指輪を傷から守るためには、どのような対策を取ればよいのでしょうか。
ここでは、結婚指輪に傷がつきやすい場面や傷に強い指輪の素材、傷ついてしまった場合の対処法をご紹介します。
傷がつきやすい場面
当然ですが、落とす、ぶつける、無理な力を加えるなどの負担をかけると、指輪に傷がつきやすくなります。
たとえば食器や金具などの硬いものを触ったり、重い荷物を長時間持ったりするなど、日常生活の中でも傷や変形の原因になる場面は多いです。
その他、登山などのアウトドアやボールやラケットなど道具を扱うスポーツを行う際、転倒して手をついた時や寝ている間など、さまざまな場面で指輪が傷ついたり変形したりする可能性が考えられます。
結婚指輪に傷をつけないためにも、運動時や家事の最中など、傷がつきそうな場面では適宜指輪を外すようにするとよいでしょう。その際、ケースにしまっておく、置く場所を決めておくなどして、紛失しないように気を付ける必要があります。
傷に強い素材
結婚指輪は素材によって、傷がつきにくいものや変色しにくいものなどの違いがあります。あらかじめ傷のつきにくい素材を選ぶのも対策のひとつです。
希少性が高く白い輝きが美しいプラチナは、結婚指輪の中でも非常に人気があります。プラチナは酸化や変色に強く変質しづらい素材ですが、純度が高くなるほど強度が下がり、傷がつきやすくなるという特徴を持っています。
そのため結婚指輪は一般的に、割り金(わりがね)としてパラジウムなど別の金属を混ぜて強度を高めたPt900やPt950 のプラチナが使用されています。
プラチナと同様に金属としての安定性が高く、変色にも強い金は純度75%のK18が貴金属にはよく使われます。純度99.9%以上のK24は柔らかく傷つきやすいため、強度を保つ目的から割り金を混ぜるのが一般的で、銀、銅、パラジウムなどが割り金として使用されています。さまざまな金属を織り交ぜることで、イエロー、ピンク、ホワイト、グリーンなどの美しい色調を作り出しているのです。
【プラチナ】

【ゴールド】

【ピンクゴールド】
金のうち、割り金に銅を多く含む金属です。強度は補強されているものの、10円玉に代表されるように銅は変色に弱く、汗や温泉などに含まれる成分で化学反応を起こす性質があります。着ける場所やお手入れには注意が必要です。【4℃ プレミアムプラチナ】

傷への対処法


結婚指輪をいつまでも美しく輝かせるために
結婚指輪を購入する際に硬い素材を選べば傷はつきにくくなりますが、好みもありますので必ずしも硬い素材がよいとは限りません。
指輪を傷から守るには、普段の扱い方も大切です。結婚指輪を着けたまま家事をすると、どうしても傷がつきやすくなりますし、アウトドアやスポーツの際も注意する必要があります。
結婚指輪はメンテナンスが可能です。節目の年をはじめ、パーティーや記念日の前などにお手入れを行い、美しい輝きを取り戻しましょう。

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