プロポーズ(propose)という言葉には、「提案・結婚を申し込む・求婚」などの意味があります。相手と結婚したい気持ちをプロポーズではっきりと伝え、相手の承諾を得られれば婚約成立となります。プロポーズはお互いの気持ちを確かめることで結婚への意識を高めたり、準備をしたりするための第一歩といえるでしょう。

「プロポーズは男性からするもの」という風潮もありますが、「男性からする」という決まりは特にありません。ただし、男性からのプロポーズを望む女性は多く、実際に男性からプロポーズしているケースが多いのも事実です。

近年は女性からプロポーズをする「逆プロポーズ」も増えており、大がかりなプロポーズではなくても「これからもずっと一緒にいたい」などのちょっとした一言が、男性の決意を固めるケースもあります。

しかし場合によっては男性が「結婚を急かされている」と感じてしまったり、「自分からプロポーズしたかったのに先に言われてしまった」と残念な気持ちになってしまったりすることもあるので注意しましょう。もし逆プロポーズを考えている場合は、男性側が結婚についてどう考えているか事前に確認しておくことが大切です。

「結婚の際にプロポーズがなかった」「プロポーズの有無にかかわらず心残りがある」という場合は、結婚記念日に合わせてセカンドプロポーズを行うのもおすすめです。

セカンドプロポーズとは、結婚後に改めてプロポーズをすることで、時期や形式について特に決まりはありませんが、結婚10年目の記念日といった節目に行うことが多いようです。夫婦生活に慣れてきた頃に改めてプロポーズすることで、結婚当初の気持ちを思い出しふたりの絆もより深まるでしょう。

プロポーズの際は、プロポーズの言葉と一緒にプレゼントを贈る場合があります。プロポーズはふたりにとって一生の思い出となるものなので、相手の喜ぶプレゼントを贈って成功させたいものです。ここでは、プロポーズの言葉と共に贈りたいアイテムをご紹介します。

プロポーズの際のプレゼントといえばダイヤモンドが輝く婚約指輪が定番で、多くの女性の憧れでもあります。

サプライズプロポーズで婚約指輪を贈る場合は、「せっかく買ったのに指にはまらなかった」「気に入ってもらえなかった」ということがないように、事前に彼女の指のサイズやデザイン、好みなどをしっかりとリサーチしてから購入するのがよいでしょう。

不安な場合は、プロポーズした後にふたりで買いに行くという選択肢もあります。

婚約指輪同様に人気が高いのは、プロポーズの雰囲気を盛り上げてくれる真っ赤なバラの花束です。普段は口下手な男性でも、バラの花束を渡しながらプロポーズを行えば、真剣な気持ちが伝わりやすいでしょう。

言葉や贈るプレゼント、シチュエーションなど、一生懸命考えたプロポーズはいつまでもふたりの記憶に残ります。そして、プロポーズには結婚という人生における新しいスタートや区切りとしての大事な意味もあります。

ふたりで納得して大事なスタートを切れるよう、プレゼントや場所、タイミングなども含め、相手の立場になってプロポーズの計画を立てることが大切です。相手も喜ぶプロポーズができれば、色褪せない素敵な思い出として、お互いの心に刻まれるのではないでしょうか。