婚約指輪2019/1/10
婚約指輪、いつ着ける? 結婚前・結婚後の着けるタイミングとは
プロポーズの時に男性から女性へと贈られる婚約指輪(エンゲージリング)は、「結婚の約束」を交わした証となります。ダイヤモンドが輝く婚約指輪は、女性にとっての憧れ。けれども、大切なものだからこそ毎日着けるのは無くしそうで怖い、普段着には合わないからなかなか身に着ける機会がない、という方も少なくないようです。
そもそも、婚約指輪を着けるにあたって守らなければならない正式なルールというものは存在するのでしょうか? また結婚前や結婚後など、婚約指輪はいつ着けるべきなのでしょうか? 着けた方がいいタイミングや避けるべきタイミング、結婚後の婚約指輪の扱い方なども含めて見ていきましょう。
目次
TPOのタイミングを意識して
一般的に、婚約指輪は結婚式までは着け続けるものとされています。つまり、いつ身に着けていても構わないものなのです。
TPOを気にするという方も多くいらっしゃるでしょうが、そのような方は、着けるタイミングと避けるタイミングを意識しておくとよいでしょう。
多くの人が気にされている職場での婚約指輪の着用
特に多くの方が気にしていらっしゃるのが、職場で婚約指輪を着けてもいいのか、という点です。華やかなダイヤモンドが輝く婚約指輪は職場にふさわしくないのでは、と考えてしまうのではないでしょうか。
職場での婚約指輪の着用についても、明確な決まりはございません。お仕事の内容や職場の人間関係、雰囲気などで判断して選択しましょう。
例えばデスクワークが多く、日ごろから服装の自由やアクセサリーの着用が許されているような職場であれば、婚約指輪を着けていっても問題はないでしょう。ただしそのような場合でも、事前に上司の方に結婚することを報告し、その後でお着けになるのが好ましいです。
反対に着けない方がいいのは、銀行や医療関係、接客業などの場合です。また食品を触るような仕事をされている場合も、衛生上の問題があるので避けた方がいいでしょう。
仕事中に婚約指輪を着けない方がいいような職業の場合は、通勤中に着けて業務をしている最中は外している、という方もいらっしゃるようです。あるいは、仕事の日は家で保管するようにして、休日だけの楽しみにする、というのもよいでしょう。
着けた方がいいタイミング、避けるべきタイミング
職場以外のシーンも見ていきましょう。着けていった方がいいシーンとしては、ショッピングなどの外出時です。特に婚約者とお会いになる時は、着けていくようにしましょう。自分が贈った婚約指輪を着けてくれているのを見て、うれしくならない男性はいません。
また、結婚式へのご出席などお祝いの席に着けていくのもおすすめです。結婚式やパーティーでドレスアップする時に婚約指輪を着けると、手元が華やかな印象になります。
そして忘れてはいけないのが、お相手のご実家にご挨拶に伺う時です。婚約指輪を着けていれば、お相手のご両親におふたりの仲睦まじさが伝わります。結納をされる場合には、結納の場で婚約指輪をお披露目されるのがいいでしょう。
逆に避けた方がいいのは、弔事の時です。弔事では光物の貴金属は避けるべきとされているので、華やかなダイヤモンドがついている婚約指輪も着けてはいけません。
着けていった方がいいタイミングと避けるべきタイミングを見極め、シーンを選んで婚約指輪を身に着けるようにしましょう。
結婚後の婚約指輪の行方
「結婚したら婚約指輪を着けてはいけない」というルールは存在しません。婚約指輪=婚約している間だけ着けるもの、と考えてしまうでしょうが、結婚後につけていてもまったく問題はないのです。
普段は着けない場合でも、結婚式にご出席される際や、お子さまの七五三や入学式など、特別なシーンで着けると魅力的な手元を演出してくれます。またそういったフォーマルな場以外でも、ご夫婦でお出かけになる時や記念日などは婚約指輪を着けるのもおすすめです。おふたりにとってかけがえのない思い出が詰まった婚約指輪は、大切な日を華やかに彩る存在になってくれます。
大事に思うあまり、結婚後はまったく着けずにタンスにしまってある……というのはあまりにももったいないです。普段は着ける機会がなかなかなくても、特別なシーンにはぜひ婚約指輪を着けていきましょう。
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婚約指輪を「結婚後も毎日身に着けたい」という方には、ダイヤモンドの石座の低いものや引っかかりにくいデザインがおすすめです。目立ちすぎず普段使いしやすいデザインのものなら、毎日気兼ねなく着けられます。
愛する人からプレゼントされた婚約指輪、結婚後もご自分に合った着け方でいつまでも大切にしてください。
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