結婚準備2025/12/26

結婚式二次会の服装マナー|男女別おすすめコーデと注意点を解説

結婚式の二次会に招待されたとき、「どんな服装で行けばいいの?」「カジュアルすぎて失礼にならない?」と迷う方は多いものです。披露宴ほどかしこまらず、でも普段着では浮いてしまう、このバランスが悩みどころですよね。

この記事では、男女別の服装マナーとおすすめコーデ、会場・季節別の着こなしポイントを整理し、シーンに合ったスマートな装いを提案します。初めての参加でも安心して選べる、失敗しない服装選びのコツがわかります。

結婚式二次会の服装マナーとは?

結婚式の二次会は、披露宴よりもカジュアルで自由度が高い場ですが、
「カジュアルすぎても浮いてしまう」「フォーマルすぎて堅苦しい」という声もよく聞かれます。
会場の雰囲気や参加する立場に合わせた服装選びが大切です。

基本的な考え方は、“清潔感と上品さを保ちながら、披露宴より一段階くだけたスタイル”
友人同士の集まりであっても、結婚というお祝いの場であることを忘れない装いが求められます。

二次会の形式には、ホテルレストランのようなフォーマル寄りの会場から、
カフェ・バー・レストランなどカジュアルな会場までさまざまです。
会場の格式や主催者(新郎新婦or幹事)によって服装マナーも少し変わります。

披露宴から引き続き参加する場合は、ドレスコードを崩しすぎないことが重要です。
一方、二次会のみ参加する場合は、フォーマル度を軽く調整しても問題ありません。
どちらのケースでも、TPOに合わせた“品のあるおしゃれ”がポイントです。

会場別に見るフォーマル度の目安

会場タイプフォーマル度推奨スタイル例
ホテル・専門式場高めセミフォーマル(ドレス・スーツ)
レストラン・カフェ中程度スマートカジュアル(ジャケット・ワンピース)
バー・パーティースペースやや低めカジュアルフォーマル(華やかめ私服可)

ホテルや専門式場の二次会では、披露宴に近いフォーマルスタイルが好まれます。
レストランやカフェでは、ほどよく抜け感のある服装が自然です。
一方、バーや立食形式のパーティースペースでは、華やかで軽やかなコーデが映えます。

結婚式二次会の女性の服装マナーとおすすめコーデ

女性の二次会ファッションは、フォーマル感と華やかさのバランスが鍵です。
結婚式本番よりも自由度は高いものの、主役はあくまで新郎新婦。
露出が多すぎたり、派手すぎる装いは避けるのがマナーです。

ドレス・ワンピースの選び方

ドレスやワンピースを選ぶ際は、シフォンやレースなど柔らかい素材がおすすめです。
黒やネイビーなど落ち着いた色をベースに、ジュエリーで華やかさを添えると上品にまとまります。
白は花嫁を連想させるため避けるのが基本ですが、アイボリーやベージュ系なら差し色で調整すれば問題ありません。

また、背中が大きく開いたデザインや極端なミニ丈などは避けた方が安心です。
会場の照明や立食形式では意外と視線を集めるため、品のある露出を意識しましょう。

羽織もの・ジャケットの活用

会場が冷えることもあるため、ボレロやショール、ジャケットを合わせるのがおすすめです。
特にホテルやフォーマル寄りの会場では、ノースリーブ+羽織りが定番スタイル。
カジュアルな会場であれば、薄手のカーディガンやトレンド感のあるショートジャケットでも◎。

黒一色だとお悔やみの印象になりやすいため、ジュエリーや小物で明るさを足すと好印象です。

バッグ・靴・ジュエリーのマナー

バッグは小ぶりで上品なクラッチバッグやチェーンバッグがベスト。
大きなトートやリュックは避けましょう。
靴はつま先の見えないパンプスが基本で、ヒールの高さは3〜7cm程度が上品に見えます。
ジュエリーはパールやゴールドなど、控えめながら華やかさを演出できるものを選ぶと好印象です。

季節別おすすめコーデのポイント

春・夏の二次会コーデ

春夏は明るいカラーや軽い素材を取り入れると爽やかに見えます。
淡いピンクやミントグリーンなど、柔らかい色合いのドレスが人気です。
ただし、汗染みが目立つ素材や透け感の強い生地は避けること。
冷房対策として、薄手のショールやボレロを持参すると便利です。

秋・冬の二次会コーデ

寒い季節は、ベロアやツイードなどの季節感ある素材が映えます。
ダークトーンのドレスに、華やかなジュエリーを合わせるとバランスが取れます。
屋外移動がある場合は、フォーマルなコートを選び、ダウンやマフラーは受付前で外しておくのがマナーです。

女性のNG服装まとめ

  • 白・オフホワイトのドレス(花嫁とかぶる)
  • デニム・スニーカーなどカジュアルすぎる服装
  • 過度な露出(肩出し・ミニ丈など)
  • 黒一色でアクセントのない服装(喪服の印象)

結婚式二次会の女性コーデは、“華やかで清楚”がベストバランスです。
派手すぎず、地味すぎず、明るい雰囲気を意識すると好印象を与えられます。

結婚式二次会の男性の服装マナーとおすすめコーデ

男性の二次会ファッションは、女性よりも選択肢が少ないように思われがちですが、
実は細部の“清潔感とスマートさ”が印象を大きく左右します。
スーツスタイルを基本にしつつ、会場の雰囲気に合わせて程よくカジュアルダウンさせるのがポイントです。

スーツ・ジャケットスタイルの選び方

二次会では、ダークスーツまたはジャケパンスタイルが最も無難です。
披露宴から続けて参加する場合はスーツで問題ありませんが、二次会のみ参加する場合は、
ネイビーやチャコールグレーなどの落ち着いた色合いのジャケットを使うと軽やかに見えます。

柄物のシャツやネクタイもOKですが、派手すぎる色や大きな柄は避けるのが安全です。
ポケットチーフやネクタイピンで個性を出せば、程よくおしゃれ感を演出できます。

夏場でノーネクタイが許される場合でも、第一ボタンを外すだけで清潔感を保つことを意識しましょう。
Tシャツやポロシャツをそのままジャケットに合わせるのはカジュアルすぎる印象になります。

靴・小物のマナー

革靴は黒またはダークブラウンの内羽根タイプが基本です。
スニーカーやサンダル、ブーツなどは避けた方が無難です。
ソックスも白ではなく、パンツの色に近い落ち着いたトーンを選ぶと整って見えます。

バッグは、薄型のブリーフケースやクラッチバッグなどが理想です。
大きなリュックやトートは避け、会場内では椅子の下にスマートに置けるサイズ感を意識しましょう。

結婚式二次会の会場や立場によって異なる服装のポイント

会場の雰囲気を読む

結婚式の二次会は、会場の雰囲気によってフォーマル度が大きく変わる点に注意が必要です。
ホテルや専門式場を利用する二次会では、披露宴に近いフォーマルさが求められます。
その場合、男性はスーツ、女性はセミフォーマルドレスを選ぶと安心です。

一方、レストランやカフェ、貸切バーなどのカジュアルな二次会では、
少し遊び心のあるスタイリングも許容されます。
たとえば男性は明るめのジャケット、女性は柄入りのワンピースなどで季節感を出すと自然です。

主催者・幹事・受付を担当する場合

幹事や受付など運営側に回る場合は、動きやすさと清潔感の両立が求められます。
女性であればシワになりにくい素材のワンピースやパンツスタイルもおすすめです。
男性はネクタイを緩めすぎず、常に身だしなみを整えておくことが大切です。

また、主催者側は新郎新婦に代わってゲストを迎える立場でもあるため、
華美すぎる服装や個性的なデザインは避け、あくまで“控えめな上品さ”を意識しましょう。

年齢や関係性による配慮

20代前半の友人同士であれば、多少カジュアルでも問題ありません。
しかし、職場関係や上司・親族など幅広い年齢層が集まる場合、
フォーマル寄りにまとめた方が安心です。
服装マナーの判断に迷った場合は、「披露宴より一段階軽く」を目安に考えると失敗しません。

結婚式二次会の服装マナーのNG例と注意点

二次会は「披露宴よりも自由」とはいえ、マナーを外すと印象を損ねることがあります。
以下のような服装は避けたほうが無難です。

NG服装リスト

  • 白のドレスやシャツ(花嫁・新郎と被る可能性)
  • ジーンズ・Tシャツなどカジュアルすぎる服装
  • 派手な柄やロゴ入りアイテム
  • 過度な露出(オフショルダー、短すぎるスカートなど)
  • 汚れ・シワのある服やスニーカー

結婚式の二次会では、“お祝いの場にふさわしい清潔感”が最も重要です。
個性を出したい場合も、周囲との調和を意識して調整することが大切です。

また、香水のつけすぎや大ぶりジュエリーも控えめに。
特に飲食を伴う場では、香りや音に配慮できる人が好印象を与えます。

結婚式二次会の季節・トレンドを意識したスマートな着こなし

結婚式二次会のファッションは、季節感を意識するだけで印象がぐっと上がります。

  • 春・夏:軽やかな素材や明るい色合いを取り入れ、爽やかにまとめる
  • 秋・冬:落ち着いたトーンを基調に、素材で温かみを出す

トレンドを取り入れる際は、全身で主張するのではなく、
ネクタイ・小物・ジュエリーなどで控えめに取り入れるのがポイントです。
“流行を知りつつもTPOを外さない”ことが大人のおしゃれとして信頼を得られます。

まとめ|結婚式二次会の服装は品よく華やかに、TPOに合った装いを

結婚式の二次会は、フォーマルとカジュアルの中間に位置するお祝いの場です。
清潔感・上品さ・華やかさの3つを意識すれば、どんな会場でも好印象を与えられます。

女性は明るく柔らかな素材を意識し、露出を控えた華やかさを。
男性はジャケットや小物で抜け感を演出し、清潔感のあるスタイルを心がけましょう。

お祝いの気持ちを装いに込めることが、二次会の服装マナーの基本です。
TPOを意識したスマートなコーデで、笑顔あふれる特別なひとときを楽しんでください。

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