結婚準備2025/12/24

結婚式の招待状の書き方完全ガイド|文例・マナー・送付時期まで徹底解説

「結婚式の招待状、何を書けばいいの?」「いつ送ればいい?」といった悩みを抱えている新郎新婦の方は多いのではないでしょうか。

招待状作成は多くの新郎新婦が悩むポイントの一つです。大切なゲストの方々をお迎えするための第一歩となる招待状だからこそ、マナーを守って丁寧に準備したいものです。

この記事では、結婚式の招待状の書き方から文例、宛名マナー、送付時期まで、実用的な情報を幅広くご紹介します。初めての招待状作成でも安心して進められるよう、具体的な文例やよくあるトラブルの対処法もお伝えしていきます。

結婚式の招待状とは?【まず押さえたい基本マナー】

結婚式の招待状は、ゲストの方々に結婚式の詳細をお知らせし、出席をお願いするための正式な案内状です。一般的に、招待状には複数の書類が同封されることが多く、それぞれに重要な役割があります。

同封するもの一覧と役割

一般的に同封されることが多いものをご紹介します。

同封物役割必要度
本状(案内文)結婚式の日時・会場・主催者を記載必須
返信はがき出席・欠席の返事をいただくため必須
封筒招待状を包み、宛名を記載必須
返信用切手返信はがきに貼付必須
会場案内図会場への交通アクセス情報推奨
お願いカードアレルギー確認・服装案内など必要に応じて

送付タイミングと逆算スケジュール

多くの場合、結婚式の2〜3ヶ月前に到着するよう手配されます。準備には時間がかかるため、以下のようなスケジュールで進行することをおすすめします。

  • 結婚式の4〜5ヶ月前:ゲストリストの作成・住所確認
  • 結婚式の3〜4ヶ月前:招待状のデザイン決定・印刷手配
  • 結婚式の2.5〜3ヶ月前:宛名書き・発送作業
  • 結婚式の2〜3ヶ月前:ゲストの手元に到着
  • 結婚式の1〜1.5ヶ月前:返信はがき締切

なお、地域や家庭によって慣習が異なる場合もありますので、ご両親やご親族にも相談されることをおすすめします。

結婚式の招待状の書き方【文例付きで解説】

招待状の文面は、ゲストの方々に失礼のないよう、丁寧で分かりやすい内容にすることが大切です。参考となる文例テンプレートをご紹介しますので、お二人の状況に合わせてアレンジしてください。

本状(案内文)の基本構成と文例

招待状の本文は、「書き出し」「本文」「結び」の3つの構成で作成するのが一般的です。地域や家庭により表現が異なる場合がありますので、参考程度にご活用ください。

【フォーマル(正式)文例】

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
このたび私たちは結婚式を挙げることとなりました
つきましては心ばかりの祝宴を催したく存じますので
ご多用中恐れ入りますがぜひご出席くださいますよう
お願い申し上げます
敬具

【カジュアル文例】

拝啓 皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます
このたび私たちは結婚することになりました
ささやかながらお披露目の場を設けさせていただきました
お忙しい中恐縮ですが
ぜひご出席いただければ幸いです
敬具

【親族向け文例】

拝啓 いつもお世話になっております
このたび私たちは結婚の運びとなりました
心ばかりのお祝いの席をご用意いたしましたので
ご家族お揃いでお越しいただけますと
大変嬉しく存じます
敬具

お願いカード・メッセージカードの書き方

必要に応じて添える文例の参考例をご紹介します。

【アレルギー確認カード】

食物アレルギーをお持ちの方は
返信はがきの備考欄にご記入いただくか
事前にお知らせください
可能な限り対応させていただきます

【服装案内カード】

当日の服装について
特に決まりはございませんが
平服(スーツなど)でお越しください
お気軽にご参加いただければと思います

返信はがき・宛名の正しい書き方と注意点

返信はがきと宛名書きには、伝統的なマナーとされているルールがいくつかあります。これらのマナーは地域や世代によって考え方が異なる場合もありますが、一般的に知られている方法をご紹介します。

返信はがきの記入例

返信はがきには、ゲストが記入しやすいよう配慮した内容を記載することが大切です。

【返信はがき記載例】

表面(宛先面)

〒123-4567
東京都○○区○○町1-2-3
田中太郎 花子 

裏面(返信面)

お忙しい中ご返信をいただき
ありがとうございます

ご出席・ご欠席に○をつけてください
( 出席 ・ 欠席 )

お名前:________________
ご住所:________________
お電話:________________

備考・メッセージ:
________________________

返信はがきを受け取ったゲストは、「行」を二重線で消して「様」に直すのが一般的なマナーとされています。

宛名のルールと忌み言葉に注意

宛名書きでは、伝統的にマナーとされている以下のポイントにご注意ください。ただし、地域や家庭によって考え方が異なる場合もあります。

【宛名書きの基本ルール】

  • 敬称:個人宛は「様」、ご家族宛は「ご家族様」または連名
  • 筆記具:毛筆や筆ペンが正式とされることが多い
  • 句読点:使用しないのが一般的
  • 忌み言葉:「別れる」「切れる」「終わる」などは避ける
  • 重ね言葉:「たびたび」「いろいろ」なども避ける傾向

【忌み言葉の例】

避けたい表現推奨表現
終わるお開きにする
切れるお預かりする
別れるお暇する
たびたび幾度も

なお、現代では句読点や忌み言葉についての考え方も変化しており、必ずしも厳格に守る必要はないとする考え方もあります。

ケース別の対応方法とよくあるトラブル

結婚式にはさまざまな事情やパターンがあります。状況に応じて招待状の内容や対応方法を調整する例をご紹介します。

ケース別の書き方(再婚/本人主催/海外挙式)

【再婚の場合】

状況に応じて文面を調整する例として、再婚の場合は以下のような表現が使われることがあります。

このたび私たちは新たな人生を歩むこととなりました
心ばかりのお披露目をさせていただきたく
ささやかな祝宴を催したく存じます
なお 誠に勝手ながらご祝儀は辞退させていただきます

【海外挙式後の国内披露宴】

このたび私たちは○月○日に挙式を済ませました
つきましては皆様にご報告とお披露目を兼ねて
心ばかりの祝宴を催したく存じます
お忙しい中恐縮ですがぜひご出席ください

【本人主催の場合】

このたび私たちは結婚することとなりました
ささやかながら披露の宴を設けたく存じます
ご多用中恐れ入りますが
お越しいただければ幸いです

トラブル対処法(ミス発見/返信遅延)

招待状を発送した後に起こりがちなトラブルと、こうした場合の対応例をご紹介します。

【宛名や内容にミスを発見した場合】

  • 軽微なミス(誤字など):お詫びの電話またはメールで連絡
  • 重要な情報の間違い:正しい招待状を再送し、お詫び状を添える
  • 宛名の大きな間違い:印刷し直して再送することをおすすめします

【返信はがきが届かない・遅延している場合】

返信期限を過ぎても連絡がない場合の催促文例:

お疲れさまです
先日お送りした招待状の件でご連絡いたします
お忙しい中恐れ入りますが
準備の都合上 ○月○日までにご都合をお聞かせください
よろしくお願いいたします

催促ではなく「準備のためのお伺い」という姿勢で丁寧にお声がけすることが大切です。

【想定ケース】招待状作成の体験例

※以下は編集部が想定した体験談です。

事例①:宛名を間違えたケース

Aさんカップルは、友人の田中さんへの招待状で「田中」を「中田」と間違えて印刷してしまいました。気づいたのは発送後だったため、まず田中さんに電話でお詫びし、正しい招待状を再送。「かえって印象に残って良かった」と田中さんに笑って許していただけたそうです。感じ方や対応は人それぞれ異なりますが、素早い対応と誠意が大切だと感じた経験でした。

事例②:返信はがきの返送が遅れて焦ったケース

Bさんカップルは、返信期限を過ぎても3名の方から返事がなく、席次表の準備ができずに困ってしまいました。恐る恐る電話で確認したところ、1名は招待状が届いていない、2名は忙しくて忘れていたとのこと。結果的に全員ご出席いただけましたが、返信期限を余裕を持って設定することの大切さを実感されたそうです。

事例③:お願いカードで工夫して喜ばれた話

Cさんカップルは、アレルギー確認だけでなく「当日お二人へのメッセージカード」も同封。ゲストの皆さんが思い思いのメッセージを書いてくださり、当日の受付で読み上げるサプライズ演出に活用。「招待状の段階から参加している感覚になった」とゲストの方々に喜んでいただけました。ひと工夫で招待状がより印象深いものになった例です。

よくある質問(FAQ)

Q. 招待状はいつまでに送ればいい?

A. 一般的には結婚式の約2〜3ヶ月前に到着するよう手配される場合が多いです。準備や印刷に時間がかかるため、逆算してスケジュールを立てることをおすすめします。

Q. 忌み言葉とは?なぜNG?

A. 伝統的に縁起が良くないとされる言葉です。「別れる」「切れる」「終わる」などが代表例ですが、地域や家庭により考え方が異なります。現代では必ずしも厳格に守る必要はないとする考え方もあります。

Q. 返信はがきの返事が遅い場合どうする?

A. 丁寧にお礼とともに確認の連絡を入れることが一般的です。催促ではなく「準備のためのお伺い」という姿勢で、電話またはメールで連絡することをおすすめします。

Q. 宛名書きで注意することは?

A. 敬称の使い分けや、句読点を使わないことが一般的なマナーとされています。毛筆や筆ペンでの記載が正式とされることが多いですが、現代では万年筆や黒インクペンも許容されています。

Q. 招待状の文面で避けるべき表現は?

A. 忌み言葉(別れる、切れる、終わるなど)や重ね言葉(たびたび、いろいろなど)は伝統的に避けられています。ただし、現代では考え方も多様化しており、必ずしも厳格に従う必要はないとする意見もあります。

Q. 海外在住のゲストへの招待状はどうする?

A. 国際郵便で送る場合は通常より時間がかかるため、早めの発送を心がけましょう。また、時差や文化の違いを考慮し、メールでの事前連絡を併用することをおすすめします。

まとめ・次のアクション

結婚式の招待状作成では、基本的なマナーを押さえながらも、お二人らしさを表現することが大切です。文例やテンプレートを参考にしつつ、ゲストの方々への感謝の気持ちを込めて作成してください。

準備は余裕を持って進めることをおすすめします。特に、ゲストリストの作成や住所確認、印刷手配には思っている以上に時間がかかる場合があります。

招待状の準備と並行して、結婚式場選びのポイントや結婚式のゲスト人数・配席の決め方についても検討を進め、全体的な準備スケジュールを整理していきましょう。

不安な点があれば、結婚式場のプランナーさんや結婚式のマナー・タブーについて詳しい専門家にも相談してみてください。素敵な結婚式に向けて、一歩ずつ準備を進めていきましょう。

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