結婚準備

婚約とは? メリットや方法、婚約期間中に行いたい準備と合わせて解説

2021-10-13(最終更新日:2021/10/13)

お互いが結婚し夫婦となることを誓い合うことで、婚約成立となります。しかし、婚姻届を提出して入籍することで法的にも夫婦として認められる結婚とは異なり、婚約の際は書類の提出や戸籍の変更といった、法律上の手続きはありません。では、婚約の定義とはどのようなものなのでしょうか。また、婚約の方法や婚約中にすべきことは決まっているのでしょうか。

 

この記事では、婚約の定義やメリット、方法や婚約中に行うことなどを詳しくご紹介します。

婚約とは

婚約とは

そもそも、婚約とはどのような状態のことを指すのでしょうか。ここでは、どこからが婚約となるのか、婚約は法律でどのように定められているのかをご紹介します。

婚約はどうやって成立する?

婚約とは「カップルが当事者同士で結婚の約束をすること」です。ふたりの明確な合意があれば、書面の提出やプロポーズなど特別な手続きをしていなくても、「婚約が成立している」とみなされます。

ただし一般的には、プロポーズを承諾した時点で婚約が成立したとみなされることが多いです。

 

婚約に法律は存在する?

結婚と違い、婚約について定めた法律はありません。通例としては「第三者にも婚約が明らかにされている」「同居を開始した」「婚約指輪の購入」などの客観的な事実が、法的に婚約状態であるかどうかの判断材料となります。

 

または、自分で婚約の合意書をつくる、弁護士に婚約証明書を作成してもらうなどの方法で外形的に書類を残しておくことでも、婚約の成立が法的にも認められやすいです。

 

婚約に手続きはないものの、法的な観点からすると一種の「契約」です。そのため、婚約状態にあるふたりには「誠意をもって交際し、夫婦として共同生活をはじめられるように努力する」義務が生じます。正当な理由がない婚約破棄や浮気などを行った場合、慰謝料が発生することもあるので覚えておきましょう。

 

婚約の成立を立証する条件

稀に婚約破棄を理由とする裁判を起こす(起こされる)ことが考えられます。

婚約破棄とは、結婚の約束を交わしたにも関わらず、どちらか片方が一方的にその約束を破ることです。

婚約破棄をめぐっては、正当な理由や事情がある場合、婚約破棄された方に損害賠償責任が発生し、逆に正当な理由や事情がない場合、婚約破棄した方に損害賠償責任が発生する可能性が大きくなります。

どちらにしても、婚約破棄を理由とする裁判を起こす(起こされる)のならば、具体的な婚約の成立を立証する条件を揃えなければなりません。

婚約の事実や婚約の証拠を提出せず、相手に損害賠償を請求しても「婚約していない」といわれてしまえば、裁判所から婚約の成立を認めてもらえないからです。

先述したように、事前に自分で婚約の合意書をつくっておくことや、弁護士に婚約証明書を作成してもらうことの他にも、以下が具体的な婚約の成立を立証する条件となります。

ポイントは、婚約したふたりが一般的におこなっている結婚に向けてのイベントの立証となります。

 

1.婚約指輪の購入

2.婚約指輪を購入したときの領収書

3.お互いの親や兄弟などの親族に挨拶(説明)を済ませている

4.結納を交わしている

5.結納品

6.結婚式場の予約

7.結婚式場などを予約したときに受け取った契約書類

8.共同生活に向けての準備

9.同居する賃貸物件探しやその契約書類

10.継続的な性的関係

11.友人や知人、勤務先など、第三者に婚約したことを伝えている

12.結婚式や披露宴、パーティーなどの招待状制作や発送

 

このような条件や状況などを裁判所が考慮し、婚約成立の有無を判断します。

上記の条件すべてを揃える必要はないのですが、どれかひとつの条件だけを立証できても、婚約の成立が認めらるとも限りません。

婚約破棄を裁判所に認めさせるためには、正当な理由や事情の有無も焦点になります。

正当な理由や事情とは、おもに相手の浮気をはじめ、相手からの肉体的・精神的暴力、相手の社会的常識を逸脱する行動や活動、相手が行方不明になるなどです。

また、相手が失業や病気などにより、収入が激減した場合も経済的に結婚生活を送ることが厳しいと予想されるため、婚約破棄をする正当な理由や事情として認められやすいといわれています。

逆に、両親の反対や性格の不一致、他に好きな人ができたなどの理由や事情では、容易に婚約破棄を裁判所が認めることはありません。

ここで紹介したものは、あくまでも過去の判決例です。

婚約破棄の正当や理由が法律で定められているわけないことを覚えておきましょう。

 

婚約をするメリット

婚約をすることには、いくつかメリットがあります。

ひとつは、お互いの気持ちを確認することで結婚に対する意志を固め、気を引き締められることです。ふたりで将来に向けた気持ちを真剣に共有することで絆を強め、より結婚までの生活を豊かにすることができます。

 

もうひとつは、結婚に向けた準備を焦らずに行えることです。結婚するためには親への挨拶、結婚指輪の購入、結婚式の準備など、さまざまなライフイベントを乗り越える必要がありますが、結婚の約束をしておけば、順序を立ててスムーズに準備を進めることができます。

その際の準備も、ふたりできちんと分担すれば、結婚生活の予行演習にもなるのではないでしょうか。

 

婚約の方法

婚約の方法

婚約は結婚のように法的に定められていないため、その分さまざまな方法の中から婚約方法を選ぶことができます。ここでは、婚約するための方法をいくつかご紹介します。

 

プロポーズ

プロポーズをして相手が合意した場合、婚約成立となります。例え口約束であっても、プロポーズはその内容から婚約が成立したとみなされることがほとんどです。

婚約指輪を贈る

婚約指輪を贈る

婚約指輪をはじめとした婚約記念品を贈ることも、婚約の証になります。プレゼントを贈ることで婚約の事実に重みが出るうえ、特に婚約指輪のように常に身に着けるものなら、周囲に婚約を公表することにもつながるでしょう。

 

婚約指輪は種類が豊富なので、決める際は相手にどのようなデザインの指輪が似合うのか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

婚約指輪

ENGAGEMENT RINGS

選び抜いた高品質のダイヤモンドの輝きが、
最大限引き立つデザインを追求したエンゲージリング。

 

ただし、婚約指輪はただ贈れば良いという訳ではありません。プロポーズの際に婚約記念品を贈ろうと考えている方は、プロポーズのプランや婚約指輪の選び方も確認しておくと安心です。

 

彼女が気に入るデザインの指輪を選べるか不安という方には、プロポーズ後におふたりでお好みの婚約指輪のデザインを選べる「プロポーズ用リング」などのサービスがブライダル専門店にはあることも多いので活用してみましょう。

 

成功に導くプロポーズプラン

PROPOSAL SERVICE

記念に残るようなサプライズプロポーズをしたいけどどうしたらよいかわからない・・
4℃では、そんな男性をサポートするスペシャルプランをご提案いたします。

結納

結納とは、両家がお互いに結納品や結納金を贈り、婚姻関係を結ぶために行う昔ながらの儀式です。現在は結納の代わりに、両家顔合わせや親睦を目的にした食事会を開くカップルも多くなっています。

 

両親だけでなく友人にも婚約を知らせたい場合や、よりカジュアルな雰囲気で婚約を発表したい場合は、結婚することを参加者の前で誓い合う婚約式や、婚約披露パーティーを開くのもおすすめです。

 

婚約期間中に行うこと

プロポーズなどで婚約が成立してから入籍するまでの期間を、婚約期間と呼びます。婚約期間中に行う必要があることは意外と多いため、準備をスムーズに進めるためには流れを抑えておくことが大切です。ここでは、婚約期間中の流れの一部をご紹介します。

 

婚約指輪の購入

プロポーズのとき、婚約指輪を渡していないこともあります。

その場合、両家の顔合わせ前までに婚約指輪を購入しておくことが望ましいでしょう。

婚約指輪を選ぶポイントは、石の品質、素材の種類、デザインです。

指輪には、おもに既製品・セミオーダー・フルオーダーの3種があります。

最近の主流は、ある程度石の種類やデザインなどが選べるうえに、価格もそれほど高くないセミオーダーの婚約指輪に人気が集まっているようです。

婚約指輪の平均価格は30~40万円ほどといわれているため、購入時の目安にしてください。

購入する際は、事前にお店へ予約を入れておけば、優先的な接客やお得な予約特典などが受けられるでしょう。

また1店舗で決めず、2店舗~3店舗ほど見て回ることをおすすめします。

 

両家への挨拶や顔合わせ

プロポーズなどで婚約を済ませたら、お互いの実家まで結婚の挨拶に行き、ご両親に結婚の報告と挨拶をします。挨拶の順番は、新婦の実家に挨拶に行ってから新郎の実家に向かうのが一般的です。

また、プロポーズの際に婚約指輪を渡していない場合は、挨拶に向かうまでに婚約指輪を用意しておくとよいでしょう。

結婚式の準備

結婚式を行う場合は、式場の下見や予約、招待客の選定など、式の準備を進めなければいけません。友人や勤務先への結婚の報告は、挙式の招待状を送るタイミングと同時に行うと良いでしょう。ただし、結婚と同時に退職を考えている場合は、職場へは早めに報告する必要があります。

 

結婚式の準備はかなりの労力が必要になるため、ふたりで協力して行うことが大切です。

 

結婚指輪を選ぶ

結婚指輪を選ぶ

結婚指輪はオーダーをしてから受け取りまでに1か月ほどの時間がかかります。結婚式を行う場合は、余裕をもって式の2~3ヶ月前には結婚指輪を用意しておくようにしましょう。

フルオーダーの指輪を作る場合は、受け取りまでの期間がさらに長くなるので注意が必要です。

 

フルオーダーは難しいけれど結婚指輪にはこだわりたいという方は、テクスチャーなどをいくつかの候補のなかから選ぶことができるサービスを活用するのも良いでしょう。イメージを膨らませるために、さまざまな種類の結婚指輪を見比べてみるのもおすすめです。

 

 

おふたりらしいオーダーメイド

JUST FOR TWO

お好みでリング幅・素材・テクスチャーなどをカスタマイズして
おふたりらしい特別なブライダルリングに出会えます。

 

婚約後に困ったこと

ふたりの将来に向け、結婚の約束を交わす婚約。

しかし、実際に婚約してみると、不安や不満につながる予想外の困った問題が起こることも珍しくありません。

たとえば、婚約後に最も大きな困ったこととして挙げられる問題が「お互いの貯金や収入が少ない」「相手に借金があった」など、金銭面に対する不安です。

婚約をしたものの、結婚生活が不安に感じてしまう経済的な困窮が頭を悩ませることになります。

また、結婚前に同棲をスタートさせた場合、ひとり暮らしや実家暮らしとは違う初めての家計管理に悩んでしまうこともあるようです。

次に、婚約後から相手の欠点が目立ち始めることも困った問題に挙げられます。

たとえば「異性交遊をやめない」「浪費家」「何事にも消極的」「頼りない」「性格の裏表が激しい」などです。

これらは、婚約前に気づかない場合もあれば、相手の欠点を知っていながらも、婚約後に許せなくなる場合もあります。

他にも、理想の結婚式場や希望の日取りが見つからず、困ることもよくあるケースです。

運よく見つかったとしても、招待客の人数や選定、席順決めや招待状の作成・発送など、結婚式の準備がうまくいかず、困ってしまうこともあるでしょう。

また、相手側の両親や兄弟など、親族との付き合いがうまくいかない、仕事の都合、両家の価値観や事情などにより、婚約後も結婚が進展せず、困ってしまうこともあります。

さらに、想像以上に自分の時間が取れない、別に好きな人ができてしまったなども、婚約後に困ったこととして挙げられる問題です。

 

婚約をして結婚への準備をスムーズに

婚約には決まった形がないので、プロポーズから結納まで自由なスタイルで行うことができます。公に証拠を残しておきたいカップルは、婚約証明書を作成してもらったり、婚約指輪を用意したりするのも良いかもしれません。

 

婚約期間は結婚へ向けた準備期間でもあるので、結婚後の生活など、お互いに将来のことを真剣に考えながら日々を過ごすことが大切です。

 

結婚指輪

MARRIAGE RINGS

誓いを立てた瞬間から、自分の身体の一部になる結婚指輪。
途切れることのないリングの輪は、時を経ても変わらない大切な約束の証です。

 

もっと知りたい!続けてお読みください