結婚準備2025/2/28

リングピローとは?結婚式の演出と選び方

リングピローは、結婦式で新郎新婦の結婚指輪を運ぶためのクッションです。挙式の進行に欠かせないアイテムの一つであり、式の雰囲気を彩る演出の一部としても重要な役割を果たします。

多くの結婚式では、リングボーイやリングガールがリングピローを持って入場し、新郎新婦へ指輪を届けるシーンが定番となっています。また、リングピローのデザインは結婚式のテーマやスタイルに合わせて選ばれることが多く、伝統的なものからモダンなものまで幅広いバリエーションがあります。

リングピローの意味と役割

リングピローは、単なる指輪の置き場ではなく、結婚の誓いを象徴する特別なアイテムです。結婚式では「指輪交換」が重要な儀式の一つとされており、その指輪を運ぶリングピローにも、特別な意味が込められています。

結婚式でリングピローを使う理由

リングピローが結婚式で使われるのには、以下のような理由があります。

  • 神聖な指輪交換の演出 – 指輪をリングピローに置くことで、指輪交換の儀式をより厳かに演出できます。
  • 大切な指輪を安全に運ぶ – 結婚指輪を落としたり紛失するリスクを防ぎ、安全に運ぶためのサポートアイテムとなります。
  • 結婚式の思い出として残せる – 結婚式後も記念品として飾ったり、赤ちゃんが生まれた際にファーストピローとして使う人もいます。

リングボーイ・リングガールの演出

リングピローは、リングボーイやリングガールが指輪を運ぶ際に欠かせないアイテムです。

  • リングボーイ: 新郎新婦に指輪を届ける役割を担う少年
  • リングガール: リングピローを運ぶ女の子(フラワーガールと兼任することも)

リングピローのサイズと形状

リングピローは一般的に10cm~15cm角の正方形が多いですが、以下のような形状もあります。

  • クラシックなクッション型 – シンプルで伝統的なデザイン
  • ボックス型 – 指輪を収納できる箱タイプ
  • ナチュラル素材 – 木製やガラス製のピロー

結婚式のスタイル別リングピローの使い方

  • 教会式 – 厳かな雰囲気のリングピローが適している(レース・サテン素材など)
  • ガーデンウェディング – ナチュラルなデザインや木製のリングピローが人気
  • 人前式 – 個性的なデザインのリングピローや手作りのものも多い

リングピローの選び方

結婚式のテーマや新郎新婦の個性に合わせて、最適なリングピローを選ぶことが重要です。ここでは、リングピローを選ぶ際のポイントを解説します。

1. 結婚式のスタイルに合わせて選ぶ

リングピローは、結婚式の雰囲気にマッチしたものを選ぶと、全体の統一感が生まれます。結婚式の演出全体を考えながら選びましょう。

  • クラシックな教会式 – シルクやサテンなど上品な素材のリングピロー
  • ガーデンウェディング – 木製やナチュラルなデザインのリングピロー
  • 和婚・神前式 – 和風のデザインや桐箱タイプのリングピロー
  • カジュアルな人前式 – 手作りやユニークなデザインのリングピロー

2. デザインと素材をチェック

リングピローには様々なデザインと素材があり、式のテーマに合わせたものを選びましょう。

  • 布製(サテン・レース) – クラシックで高級感のある印象
  • 木製 – ナチュラルウェディングや屋外挙式にぴったり
  • ガラス・アクリル – 透明感があり、モダンな雰囲気
  • クッション型 – もっともポピュラーで扱いやすいタイプ

3. 使いやすさと実用性も考慮

リングピローは装飾だけでなく、指輪をしっかり固定できるかどうかも重要です。

  • 指輪が落ちにくいか – リボンや専用のくぼみがあると安心
  • 運びやすいサイズか – 大きすぎると持ち運びにくい
  • 式後の保管がしやすいか – 記念として残すなら収納しやすいデザインを

4. 価格帯と購入場所

リングピローの価格帯は以下のように分かれます。予算に応じて選びましょう。

  • 低価格 – シンプルなデザイン、布製が中心
  • 中価格 – デザイン性が高く、様々な素材が選べる
  • 高価格 – オーダーメイドやブランド品

DIYで作るリングピロー

「結婚式に特別な想いを込めたい!」というカップルに人気なのが、手作りのリングピローです。DIYウェディングアイテムの中でも、特に思い出に残る作品になります。

1. DIYのメリットとポイント

手作りリングピローには、以下のようなメリットがあります。

  • オリジナリティ – 世界に一つだけのデザインを作れる
  • コストを抑えられる – 100均や手芸店の材料で低予算でも作れる
  • 想いを込められる – 二人で作れば、思い出にもなる

2. 簡単!基本のリングピローの作り方

初心者でも簡単に作れる、クッションタイプのリングピローの作り方を紹介します。

必要な材料

  • 布(サテン・レースなど好みの生地)
  • 綿(クッションの中身)
  • リボン(指輪を固定する用)
  • 針と糸(または布用ボンド)
  • 装飾用のレースやビーズ(お好みで)

3. 100均アイテムで作るプチプラリングピロー

「できるだけ費用を抑えたい!」という方におすすめなのが、100均アイテムを活用したリングピローです。

おすすめの100均アイテム

  • フェルトや布(手芸コーナー)
  • リボンやパール装飾
  • 小さなクッションやぬいぐるみ
  • 透明ケース(アクリルボックス)

リングピローの代替アイデア

最近では、従来のリングピローにとらわれない、個性的な演出も人気です。結婚式のテーマに合わせて、オリジナリティのある選択をしてみましょう。

1. ボタニカルリングボックス

ナチュラルウェディングにぴったりの「ボタニカルリングボックス」は、木製やガラス製のボックスに、ドライフラワーや苔(こけ)を敷き詰めたナチュラルなデザインです。

2. アクセサリートレー

普段使いもできるアクセサリートレーは、結婚式後も実用的に活用できます。

  • 陶器やガラス製 – 高級感があり、結婚式の雰囲気にマッチ
  • イニシャル入り – オーダーメイドで二人の名前を入れるのも◎
  • ゴールドやシルバー – 指輪のデザインと統一感を持たせる

3. 和風リングケース

和婚や神前式におすすめなのが、和の要素を取り入れたリングケース。桐箱や和紙を使って、格式のあるデザインに仕上げます。

リングピローの保管方法

結婚式の大切な思い出として、リングピローを美しく保管するためのポイントをご紹介します。

保管時の注意点

  • 置き場所の選択 – 直射日光を避け、湿気の少ない場所に保管
  • 型崩れ防止 – クッションや専用ケースを使用して形を保護
  • 長期保存の工夫 – 記念ボックスに収納し、大切な思い出として残す

保管方法に気を配ることで、結婚式の素敵な思い出として長く大切にすることができます。結婚式の記念品を長持ちさせる方法も参考にしてみてください。

この記事の監修者

神島 涼子 / 販売促進課 課長

2000年に新卒として入社。「4℃」の店舗スタッフ・店長の経験を経て2008年に販売促進部へ異動。広告、販売促進、広報などのマーケティング、プロモーション、ブランディング、デジタル関連プロジェクトに従事。2019年より現職。

私達が目指すのは「100 年」の時間を超えて、皆様に愛されつづけるブランドであること。そのためには現状に満足することなく、商品の情熱と責任とともに、お客様にときめきをお届けしたいと思っております。
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