結婚準備

入籍日の決め方とは?2022年2023年でおすすめの日や入籍日当日の過ごし方をご紹介

プロポーズが成功して結婚することが決まったら、いつ入籍するかを考える必要があります。入籍日は法律的にも正式に夫婦として認められる大切な日なので、決める際に悩んでしまうこともあるでしょう。

ここでは、入籍日をいつにするのか、決め方の例や気を付けたい点、入籍日の過ごし方などをご紹介します。

 

 

 

 

入籍と結婚式はどちらを先にするべき?

 

入籍日を決める際に、結婚式の前にするか後にするか、それとも挙式当日にするのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。ゼクシィの結婚トレンド調査によると、結婚式を挙げたカップルの87.3%が、挙式日よりも前に入籍を済ませているそうです。※1

 

入籍日は、基本的にはふたりが好きに決めて良いものですが、両親が「入籍は結婚式を済ませてから」と考えている場合もあるので、入籍日や結婚式の日取りを決める前に、一度お互いの両親にも相談してみることをおすすめします。

 

また、海外での挙式を考えている方は注意が必要です。海外での挙式は、挙式により法的に婚姻が認められる「リーガルウェディング」と、ふたりが夫婦になったことをお祝いする「ブレッシングウェディング」の2種類があります。

日本人が海外で行える結婚式の多くはブレッシングウェディングで、ふたりが正式な夫婦であることを証明する「婚姻届受理証明書」が必要になるため、挙式前に入籍手続きを済ませておきましょう。

 

※1「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ」

https://souken.zexy.net/data/trend2019/XY_MT19_report_06shutoken.pdf

 

入籍前の準備

 

入籍を先にするか、結婚式を先に行うかが決まったら、入籍を行う準備をしましょう。入籍は婚姻届を役所に提出することですが、書類に不備や足りないものがあると受理されないので注意が必要です。

婚姻届は全国共通です。お住まいの地域の役所や出張所でもらえます。夜間窓口がある役所やインターネットでダウンロードもできるので忙しい人でも安心です。

その他の必要書類としては、以下が必要になります。

・2人の戸籍謄本

・身分証明書

入籍とは今までの戸籍から2人で新しい籍を作るので、本籍地に知らせる必要があります。

本籍地が遠い場合、時間が取れず役所に行けない場合は郵送での請求も可能ですので、早めに手続きを行い準備しておきましょう。

 

入籍日の決め方

 

入籍日はいつにしようかと考えている方も多いと思います。入籍日はイコール結婚記念日となる重要な日です。入籍前にいつにするかしっかりと考えたいところ。では、どのように決めれば良いのでしょうか。

 

ふたりの記念日に入籍する

ふたりが出会った日や付き合い始めた日、プロポーズした日など、ふたりだけの記念日に入籍して、夫婦となるケースも多く見られます。また、クリスマスやバレンタイン、どちらかの誕生日など、イベントの日にするのもおすすめです。

他のイベントと入籍日が重なることで、結婚記念のお祝いもしやすくなるでしょう。

 

語呂合わせが良い日やゾロ目の日にする

11月22日(いい夫婦の日)や、4月22日(よい夫婦の日)、3月9日(サンキューの日)のように、語呂合わせが良い日も人気です。他にも、入籍日にふさわしい語呂合わせの日をいくつかご紹介します。

 

1月8日:ハッピーの日

2月2日:夫婦の日

5月23日:恋文(ラブレター)の日

8月10日:ハートの日

10月8日:永久(とわ)の日 など

 

また、2月22日や7月7日のようなゾロ目の日も、エンジェルナンバーと呼ばれ縁起が良いとされています。

 

祝日に合わせる

祝日に入籍すれば、毎年入籍日にお休みを合わせられるため、お祝いがしやすくなります。

祝日の中には成人の日(1月の第2月曜日)のように、年によって日付が変わるものもあるため、入籍日を祝日と合わせたい場合は日付が固定のものを選びましょう。

2022年10月現在、固定の祝日は以下の通りです。

 

<2022年の固定の祝日>

1月1日:元旦

2月11日:建国記念の日

4月29日:昭和の日

5月3日:憲法記念日

5月4日:みどりの日

5月5日:こどもの日

8月11日:山の日

11月3日:文化の日

11月23日:勤労感謝の日

 

<2023年の固定の祝日>

1月1日:元日

4月29日:昭和の日

5月3日:憲法記念日

5月4日:みどりの日

5月5日:こどもの日

8月11日:山の日

11月3日:文化の日

11月23日:勤労感謝の日

※祝日法改正により祝日が変更になることがあります。祝日の変更については内閣府のホームページ「国民の祝日について」をご確認ください。 

 

縁起が良いとされている日を狙う

入籍日にゲンを担ぎ、縁起が良いとされる日を選ぶ方も多いと言われます。 暦の上で最高の吉日と言われるのが「天赦日(てんしゃにち)」です。

 

■2022年と2023年天赦日

<2022年>

1月11日(火)

3月26日(土)

6月10日(金)

8月23日(火)

10月22日(土)

11月7日(月)

 

<2023年>

1月6日(金)

3月21日(火・祝)

6月5日(月)

8月4日(金)

8月18日(金)

10月17日(火)

 

2022年の1月11日(火) 、3月26日(土) 、6月10日(金)、2023年の1月6日(金)、3月21日(火・祝)、8月4日(金)は一粒万倍日と天赦日の最強デーです。

さらに2022年の3月26日(土)は、 一粒万倍日と天赦日に金運に縁がある寅の日もプラスされた超最強開運日です。

また、縁起が良いとされている日の中に「母倉日(ぼそうにち)」があります。母倉日とは「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」と言われる吉日です。

母倉日は月に4日~10日あり、季節と干支で決まります。

 

1月・2月:子と亥の日

4月・5月:寅と卯の日

7月・8月:丑・辰・未・戌の日

10月・11月:申と酉の日

3月・6月・9月・12月:巳と午の日

 

入籍日を決める際の注意点

 

入籍日は基本的にいつでも良いものですが、いくつか確認しておきたいこともあります。入籍日を決める際に避けられることが多い曜日や、休日に入籍する場合の注意点などをご紹介します。

 

入籍を避けられている日もある

六曜の中には「仏滅」や「赤口」など、入籍や結婚式のような慶事には向かない凶日とされる日があります。

 

金運や旅行運が上がるとされ縁起の良い日のイメージがある「寅の日」も、入籍を避けられることが多いです。これは、「寅は千里行って千里戻る」といわれていることから、「出戻り」や「嫁が戻る」というイメージにつながるのが理由です。

 

また、何事も成就しない「不成就日(ふじょうじゅび・ふじょうじゅにち)」も、何かを始めるには凶日とされているので、入籍日としては避けた方が良いでしょう。

 

休日に入籍する際は事前確認が必要

平日の昼間に時間を取れず、休日や夜間に入籍届を提出しようと考えている場合は、役所の時間外窓口に婚姻届を提出することになります。

 

万が一書類に不備があると、訂正などの手続きを行えるのが後日になってしまうため、希望通りの入籍日にならないことも考えられます。提出する書類に記入ミスや記入漏れなどはないか、事前に役所の窓口に持っていくなどして確認してもらうと良いでしょう。

 

 

入籍日の過ごし方

 

入籍当日が平日の場合は、書類に不備があった際のことを考え、できるだけ早い段階で書類を提出しておくのがおすすめです。

手続きが終わり晴れて夫婦となった後は、ふたりで記念写真を撮りにいったり、レストランで少し贅沢な食事を楽しんだりして、記念日らしい過ごし方ができるような計画を立ててみてはいかがでしょうか。

 

 

ふたりで考えて入籍日を決めよう

 

入籍日は、両親などの意見が特にない場合、縁起が良いとされる日やプロポーズした記念日など、ふたりで自由に決めることができます。

書類に不備があり希望日に入籍できなかったということがないように、余裕を持って準備を進めることが大切です。特に結婚式当日に入籍したい場合は、スケジュールに無理がないか、どの役所に婚姻届を提出するのかなども考えておく必要があります。

ふたりでしっかり話し合って、大切な入籍日を決めましょう。

 

 

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