結婚指輪2025/12/24
結婚指輪はお風呂で外すべき?素材別のリスクと正しい保管・メンテナンス方法を解説

「結婚指輪ってお風呂で外した方がいいの?」
「温泉に入る時、指輪をつけたままで大丈夫?」
「毎日外すのは面倒だけど、変色が心配…」
結婚指輪を身に着けるようになって、このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。大切な指輪だからこそ、正しい取り扱い方を知りたいと思うのは自然なことですよね。
実は、素材や状況によってリスクが異なるため、適切な判断が大切です。プラチナなら安心、ゴールドなら要注意といった単純な話ではなく、それぞれの特性を理解した上で、自分の生活スタイルに合った扱い方を見つけることが重要です。
この記事では、お風呂や温泉での指輪のリスク、素材別の特徴、そして正しい保管・メンテナンス方法まで、日常生活で役立つ情報を詳しく解説していきます。
結婚指輪をお風呂でつけたままにするリスクとは?

結婚指輪をお風呂でつけたままにすることには、以下のようなリスクが考えられます。絶対にダメということではありませんが、注意が必要な点について理解しておくことが大切です。
変色・くすみのリスク
石鹸やシャンプー、入浴剤などの成分により、指輪の表面が変色したりくすんだりすることがあります。特に温泉の硫黄成分は、多くの金属に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
変形のリスク
高温のお湯により金属が膨張し、わずかながら変形する可能性があります。また、滑りやすい状態で無理に外そうとすると、指輪が歪むこともあります。
紛失のリスク
石鹸で手が滑りやすくなることで、指輪が抜け落ちやすくなります。排水口に流れてしまうという事故も報告されていますので、注意が必要です。
石鹸カスや汚れの蓄積
石鹸やシャンプーの成分が指輪の細かい部分に蓄積し、輝きが失われることがあります。特に宝石がついている場合、石の周りに汚れが溜まりやすくなります。
ただし、これらのリスクは素材や個人の状況により大きく異なります。それぞれのシチュエーションでどのように判断するべきなのかを知っておきましょう。
どんな時に指輪を外すべき?シーン別の判断基準
指輪を外すべきかどうかは、シーンによって判断が変わります。ここでは、多くの専門家が推奨する基準をご紹介します。
多くの専門家が外すことを推奨するシーン
温泉・サウナ
温泉の成分、特に硫黄泉は金属に影響を与えやすいとされています。サウナの高温も金属に負担をかける可能性があるため、一般的に外すことが推奨されています。
海・プール
海水の塩分やプールの塩素は、金属の変色や劣化を引き起こす可能性があります。また、冷たい水で指が縮み、指輪が抜け落ちるリスクも考えられます。
家事(特に漂白剤使用時)
漂白剤や強力な洗剤を使用する際は、化学反応により指輪が変色する可能性があります。ゴム手袋を着用する場合でも、指輪に負担がかかることがあります。
スポーツやジム
激しい運動により指輪が変形したり、器具に引っかかったりする危険があります。また、汗による変色のリスクも考えられます。
状況に応じて判断するシーン
通常の入浴・シャワー
日常的な入浴については、個人の判断や状況によります。素材が丈夫で、紛失の心配がない場合は、つけたままでも問題ないとする意見もあります。一方で、長期的な影響を考慮して外すことを選ぶ方もいらっしゃいます。
軽い家事
料理や洗い物など、日常的な家事については、指輪の素材や個人の習慣により判断が分かれます。衛生面を重視する場合は外すことが推奨されることもあります。
迷う場合は、購入した専門店に相談することをおすすめします。素材や加工方法により、適切なアドバイスが異なるためです。
【素材別】お風呂・温泉での指輪への影響
指輪の素材により、水や温泉成分への耐性は大きく異なります。ここでは、主要な素材の特徴を詳しく見ていきましょう。
プラチナ・ゴールド系の特徴
プラチナ
プラチナ自体は非常に安定した素材ですが、純度100%のプラチナは柔らかすぎるため、通常は他の金属(割金※)を混ぜています。この割金により変色する可能性があります。
※割金:純金属に混ぜる他の金属のこと
Pt950(純度95%)やPt900(純度90%)※であれば、日常的な入浴では大きな問題はないとされていますが、温泉では注意が必要です。
※数字が大きいほど純度が高い
イエローゴールド・ピンクゴールド
K18(純度75%)のゴールドは比較的安定していますが、含まれる銅などの割金により、温泉で変色することがあります。特にピンクゴールドは銅の含有量が多いため、変色リスクが高いとされています。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドは表面にロジウムコーティング(白い金属の膜)が施されていることが多く、このコーティングが剥がれる可能性があります。剥がれると地金の色が見えてくるため、定期的な再コーティングが必要となるのが一般的です。
チタン・ジルコニウムの特徴
チタン
チタンは耐腐食性が高い素材です。変色リスクは比較的低いとされますが、傷や紛失のリスクは他の素材と同様に存在します。また、チタンは硬いため、緊急時に切断が困難という特徴もあります。
ジルコニウム
ジルコニウムも耐腐食性に優れている素材です。表面に酸化被膜(薄い酸化物の層)を形成することで、独特の発色を持つ指輪もあります。この被膜は比較的安定していますが、強い衝撃により剥がれることがあります。
シルバーなどその他素材
シルバー(銀)
シルバーは黒ずみや変色が起こりやすい素材です。特に温泉の硫黄成分には敏感に反応します。日常的なメンテナンスが必要となることが多いです。
| 素材 | お風呂 | 温泉 | プール | 海 |
|---|---|---|---|---|
| プラチナ | △ 注意 | × 避ける | × 避ける | × 避ける |
| ゴールド | △ 注意 | × 避ける | × 避ける | × 避ける |
| チタン | ○ 比較的安全 | △ 注意 | △ 注意 | △ 注意 |
| シルバー | × 避ける | × 避ける | × 避ける | × 避ける |
※○:問題なし △:注意が必要 ×:避けることを推奨
この表は一般的な傾向を示したものです。実際の影響は、純度や加工方法により異なります。
指輪選びの参考となる値段については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
指輪を外した時の正しい保管・メンテナンス方法

指輪を外した際の保管方法と、日常的なメンテナンスについて、実践的な方法をご紹介します。
保管場所と紛失防止のコツ
自宅での保管
決まった場所に保管することが、紛失防止の最も効果的な方法です。洗面所やキッチンに小皿やリングスタンドを置き、外したら必ずそこに置く習慣をつけることをおすすめします。
旅行・外出時の保管
旅行時は専用のジュエリーケースやポーチを用意することが推奨されています。ホテルの洗面所などに置き忘れないよう、チェックアウト前の確認も大切です。温泉施設では、ロッカーの奥に入れるか、同行者に預けるなどの工夫が必要です。
紛失防止のアイデア
- リングホルダー付きのネックレスを活用する
- スマートフォンのリマインダーで確認習慣をつける
- 複数の保管場所を決めておく(洗面所・寝室・玄関など)
日常メンテナンスの基本
基本的な洗浄方法
中性洗剤を薄めたぬるま湯での洗浄が一般的な方法です。柔らかい歯ブラシで優しく磨き、よくすすいだ後、柔らかい布で水分を拭き取ります。ただし、宝石がついている場合は、石の種類により適切な方法が異なるため注意が必要です。
ジュエリークロスでの手入れ
専用のジュエリークロスで定期的に磨くことで、輝きを保つことができます。ただし、コーティングが施されている指輪の場合は、磨きすぎに注意が必要です。
専門店でのメンテナンス
年に1〜2回程度、購入店や専門店でメンテナンスを受けることをおすすめします。超音波洗浄や研磨により、自宅では落とせない汚れも除去できます。また、石の緩みや金属の劣化なども確認してもらえます。
オーダーメイドの指輪については、こちらの記事でメンテナンスについても触れています。
【想定ケース】指輪の取り扱いに関する事例

※以下は編集部による想定ケースです。
温泉で変色が気になった想定事例
ある方は、温泉旅行でK18のピンクゴールドの指輪をつけたまま入浴し、くすみが気になるようになったといいます。専門店で確認したところ、硫黄成分による軽度の変色と診断され、研磨により元の輝きを取り戻すことができたそうです。この経験から、温泉では必ず外すようになったとのことです。
適切な保管で問題を防げた想定事例
別の方は、洗面所に専用のリングスタンドを設置し、入浴前に必ず指輪を置く習慣をつけているといいます。5年間一度も紛失することなく、指輪も購入時の輝きを保っているそうです。決まった場所での保管が、紛失防止と指輪の保護の両方に効果的だったという例です。
ただし、これらは想定事例であり、個人の状況や感じ方により異なります。自分の生活スタイルに合った方法を見つけることが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q. 毎日お風呂で指輪を外すべき?
素材や使用状況により異なります。
プラチナやゴールドなどの貴金属でも、日常的な入浴なら大きな問題はないとされることが多いですが、長期的な影響を考慮すると外すことを推奨する専門家も多くいます。迷う場合は、購入した専門店にご相談ください。
Q. 温泉で指輪が変色したらどうする?
ジュエリーショップでの洗浄・研磨で改善される場合があります。
軽度の変色であれば、専門的なクリーニングで元の輝きを取り戻せることが多いです。ただし、深刻な変色の場合は、再コーティングや修理が必要になることもあります。
Q. チタンの指輪は変色しませんか?
一般的に耐腐食性が高いとされますが、絶対ではありません。
チタンは他の金属と比べて変色しにくい素材ですが、強い薬品や極端な環境では影響を受ける可能性があります。また、表面の傷は他の素材と同様につくことがあります。
Q. 指輪でかゆみや赤みが出た場合は?
金属アレルギーの可能性があります。
速やかに使用を中止し、皮膚科などの専門医にご相談ください。金属アレルギーは誰にでも起こりうるもので、症状が出た場合は適切な対処が必要です。アレルギー対応の素材への変更も検討されることがあります。
Q. 指輪を外し忘れて紛失を防ぐには?
決まった場所での保管習慣とリングスタンド活用をおすすめします。
洗面所、寝室、玄関など、生活動線上の複数箇所に保管場所を設けることで、外し忘れや置き忘れを防ぐことができます。また、外出時は専用のポーチを持ち歩くことも効果的です。
まとめ
結婚指輪をお風呂で外すべきかどうかは、素材や状況により判断が異なります。
プラチナやゴールドなどの貴金属でも、温泉や海水、塩素などには注意が必要です。一方、日常的な入浴については、個人の判断や生活スタイルに応じて決めることができます。
大切なのは、自分の指輪の素材を理解し、適切な取り扱いをすることです。迷った場合は、購入した専門店への相談をおすすめします。また、定期的なメンテナンスを行うことで、大切な指輪を長く美しく保つことができます。
指輪は二人の愛の証。正しい知識を持って大切に扱うことで、その輝きを永く保つことができます。なお、結婚指輪を買うタイミングについては、こちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。
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