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結婚指輪をネックレスにリメイクするメリットや方法を解説

仕事やライフスタイルの影響から、結婚指輪をずっと着用し続けられないことがあります。そんな人のために、おすすめの方法がネックレスにリメイクする方法です。今回の記事では、結婚指輪をネックレスにするメリット・デメリットを解説します。またネックレスとして楽しむ方法や注意点、ネックレスに適している結婚指輪の種類もご紹介します。

結婚指輪をネックレスにするメリットとは?

それぞれのライフスタイルや諸事情から、結婚指輪をネックレスとして身につけている人がいます。この着用方法には、どのような利点があるのでしょうか?ここでは、結婚指輪をネックレスにする具体的なメリットをご紹介します。

仕事中でも着用できる

職業柄、常に結婚指輪を着用することが難しい人もいます。たとえば、医療・介護・保育・福祉・食品関係などに従事する人たちです。また工場勤務や接客業などでも、指輪の着用を禁止する職場も珍しくありません。このような場合でも結婚指輪をネックレスにすれば、いつでも身につけておくことが可能になります。

損傷や紛失のリスクが少ない

日常生活で着用している結婚指輪は、どうしても手作業や不意のアクシデントなどにより、汚れ・変形・損傷のリスクを伴います。また外出先での置き忘れ、何かの弾みで抜け落ちるなどの紛失もリスクです。このような結婚指輪の損傷や紛失といった危険も、ネックレスにすれば回避できるようになります。

体質的・感覚的な問題があっても着用できる

金属アレルギーや着用感の問題から、結婚指輪を身につけることが難しい人や苦手な人もいるでしょう。具体的には「金属に触れると肌が荒れる」「指輪の締めつけるような感覚が嫌だ」などのケースです。そのような場合には結婚指輪をネックレスにすれば、身体的や精神的な負担を感じることなく日頃から着用ができます。

体型変化の影響を受けない

結婚指輪をネックレスにするメリットは、体型変化の影響を受けないことです。妊娠・出産、加齢や食生活、病気などが理由となり、体型(指の太さ)が変われば、結婚指輪を着用できなくなることがあります。しかしネックレスにすることで、体型変化を気にせず結婚指輪を身につけておくことができるのです。

 

結婚指輪をネックレスにするデメリットとは?

結婚指輪をネックレスにすれば、職業や破損・紛失、体型変化などを気にせずいつでも着用することが可能です。しかし、懸念材料がまったくないわけではありません。ここからは、結婚指輪をネックレスにした場合のデメリットをご紹介します。

指輪の内側に傷が付きやすくなる

結婚指輪をネックレスにした場合、チェーンとの間に起こる摩擦により、指輪の内側に傷がつきやすくなってしまいます。経年次第では「指輪のコーティングが剥がれる」「指輪の内側に刻印した名前やメッセージが薄くなる、消える」という点が大きなデメリットになるでしょう。そのため、チェーンの素材やデザインに細心の注意が必要です。

紛失のリスクもゼロではない

結婚指輪をネックレスにするメリットは、紛失の恐れを軽減できる点です。しかしネックレスにした場合でも、結婚指輪を紛失するリスクがゼロになるわけではありません。最も紛失する可能性が高いシチュエーションが、ネックレスを着脱する際、チェーンから指輪がすり抜けて見失ってしまうケースです。そのため、すり抜け防止の事前対策が重要なポイントになります。

本来のデザインを十分に楽しめない

手元の美しさを演出してくれる結婚指輪。しかしネックレスにした場合、結婚指輪が持つ本来のデザインを十分に楽しめなくなる点はデメリットです。また結婚指輪の存在感は周囲への結婚認知度を高めてくれますが、ネックレスになればその効果は半減してしまいます。

 

結婚指輪をネックレスとして楽しむ方法

結婚指輪をネックレスにする際にはいくつかのポイントを押さえておけば、アクセサリーとしての魅力を引き立てられるうえ、デメリットを回避できるようにもなります。ここからは、結婚指輪をネックレスとして楽しむ具体的な方法を見ていきましょう。

1.結婚指輪と同じ素材のチェーンを準備する

結婚指輪をネックレスとして楽しむ場合、指輪とチェーンの素材を揃えることがポイントになります。たとえば結婚指輪がプラチナであれば、チェーンもプラチナを選ぶといったように、素材をあわせることで、アクセサリーとしての統一感が演出できます。また指輪とチェーン同士の色味や加工、質感をうまく揃えると失敗しません。

2.傷を防ぐなら革紐がおすすめ

結婚指輪を金属のチェーンに通せば、どうしても指輪の内側を傷つけてしまいます。できるだけ大切な結婚指輪を傷付けたくない人は、チェーンの代わりに革紐を使ってみましょう。柔らかい革紐ならば、指輪の内側を傷つけることがありません。また色展開や素材が豊富であり、安価なのも革紐の魅力です。ただし「水分や汗で劣化しやすい」「肌や洋服に色移りする」点を考慮し、定期的に買い替える必要があります。

3.クリッカーやリングコネクターを活用しよう

紛失や傷を防止するため、クリッカーを活用する方法もおすすめです。クリッカーとは、結婚指輪をチェーンに通す際にしっかりと指輪を固定し、紛失や傷のリスクを最小限に抑えてくれる優れたアイテムです。リングホルダーとも呼ばれ、リングコネクターというチェーンとクリッカーがセットになったものもあります。

 

結婚指輪をネックレスとして使う時の注意点

常に着用していたい結婚指輪ですが、ネックレスとして身につける場合、配慮すべきポイントもあります。具体的には、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか?ここでは、結婚指輪をネックレスとして使うときの注意点をご紹介します。

1.ジュエリー用チェーンは避ける

結婚指輪を通すチェーンの太さに注意が必要となります。チェーンを選ぶ場合、ジュエリー用のアイテムは避けるようにしてください。造りが細いジュエリー用のチェーンは、指輪の重量に耐えきれず、切れてしまう恐れがあるからです。切れた拍子に指輪が落ちて傷ついたり、紛失する可能性も否めません。できるだけ、耐久性の高い専用チェーンを選ぶようにしましょう。

2.運動や睡眠前にはネックレスを外す

ネックレスを着用するタイミングにも注意してください。特に運動時・睡眠時の着用は、できるだけ控えることをおすすめします。これは、運動中の激しい動きや睡眠中の寝返りなどによって、結婚指輪の内側をチェーンが傷つけやすくなるためです。

 

ネックレスに適している結婚指輪の種類

結婚指輪をネックレスにする場合、硬度の高い素材や非加工の指輪が適しています。具体的には、プラチナ(Pt900~950)やゴールド(18K)といった素材、メッキ加工が施されていないアイテムなどがおすすめです。また指輪側面のデザインを意識しておけば、ネックレスにした際、アクセサリーとしても存分に楽しめます。

 

ネックレスにするという結婚指輪の付け方

結婚指輪をネックレスにすれば、仕事や体質、体型変化などを気にせず、いつでも着用することが可能です。ネックレスとして身につける場合、メリットやデメリットを踏まえ、自分の生活スタイルに適した方法で大切な結婚指輪の魅力を楽しむようにしましょう。将来ネックレスにすることも視野に入れ、購入時に側面のデザインもチェックすることをおすすめします。

 

 

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