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結婚準備
2021-10-06(最終更新日:2021/10/08)
結婚が決まって幸せな気持ちでいっぱいの時期ですが、「何から準備したらいい?」「どうやって進めるの?」と、戸惑うこともあるかもしれません。
まずはお互いの親に挨拶をして、承諾を得ることが結婚への第一歩。
ここでは、最初にするべき親への結婚挨拶の段取りや準備、着ていく服装や挨拶のマナーついて解説します。
相手の親に良い印象を持ってもらえれば、今後の結婚準備もスムーズに。
流れをつかんで、余裕を持って結婚の挨拶に臨みましょう。
結婚が決まったとき、親への挨拶の段取りはどのように行うのでしょうか。
1.ご挨拶の日を決める
2.お互いの親の情報を伝えておく
3.親から質問されそうな内容をふたりで話し合っておく
4.ご挨拶に着ていく服装を決める
5.手土産を用意する
6.ご挨拶当日
以上の段取りを確認し、スムーズな準備をしていきましょう。
結婚の挨拶は、事前の準備が大切です。
「結婚のご挨拶当日までの段取り」に沿って、それぞれ詳しく見ていきましょう。
お互いの親の都合に合わせて、挨拶の日程を決めます。
訪問までには、2週間ほど余裕があるといいでしょう。
時間の指定がない場合は、14時頃がベストです。
結婚の挨拶は、挨拶をするのが第一の目的ですが、相手の親と会話が弾んだり、仲良くなれたりすると、今後のお付き合いもスムーズになります。
良い雰囲気をつくるためにも、相手の親について事前に調べておきましょう。
・家族構成
・職業や生活スタイル
・趣味や興味のあること
・性格(社交的、人見知り、礼儀に厳しいなど)
・避けた方がいい話題(政治や宗教のこと、学歴など)
親からは「結婚式はどうするの?」「結婚に対して親はどう思っているの?」などを聞かれることも。
とっさの質問に慌てないように、事前に準備しておくと安心です。
ふたりに向けられた質問について答えられないことがあれば、素直に「これからふたりで話し合っていきたいと思います」と、前向きな姿勢を見せることが大切です。
想定される「自分に対する質問」と「ふたりに対する質問」の答えを考えてみましょう。
・家族構成
・職業(結婚したら仕事は続けるのか)
・相手のどこが好きなのか
・親はこの結婚をどう思っているか
・結婚式のこと(時期・場所・規模など)
・入籍日と同居の開始時期
・結婚後の住まいや働き方
・子供はどうするか(ほしい、ほしくない、いつまでに、など)
※事前に家族の名前、年齢、職業、人柄などを伝えておきましょう。
結婚の挨拶は、結婚を真剣に考えていることを親に示すものです
。礼儀正しい服装や身だしなみで臨みましょう。
親世代が好感を持てるかを基準に考えるのがポイントです。
スーツやパンツスタイルより、優しいイメージのスカートやワンピースが上品に映ります。
A.清潔感のあるヘアスタイルとナチュラルメイクが基本です。
A.華美なものは避け上品なものを。
スーツでも、しわや汚れのないようきれいに手入れをしておきましょう。
スーツ以外では、ジャケットとパンツでも問題はありません。
A.清潔感のあるさっぱりとしたスタイルに。
A.男性のアクセサリーに抵抗のある親は多いので、外した方が無難です。
挨拶する日時が決まったら、訪問する前のマナーや注意点を頭に入れておきましょう。
✓家の訪問は、迎える側が準備をする時間考慮して、約束の時間ちょうどか、もしくは2~3分後にインターホンを押すくらいの頃合いで
✓遅れる場合は、分かった時点ですぐに連絡
✓コートは玄関の前で脱いでおく
結婚の挨拶の時に手土産を持参することは、マナーとして広く認知されています。
一般的に好まれているのは、和菓子や洋菓子で、次にお酒類。地元の名産品なども珍しくて喜ばれます。
これから家族になるというけじめの意味もある手土産。
選ぶポイント3つをご紹介します。
相手の親や家族の好みを事前に聞いておいて、皆が楽しめる品を選ぶことが大切です。
お菓子などの食べ物は、分けられるものだと、相手の家族全員に楽しんでもらえます。
また、個別に包装されていると、分けやすくて便利です。
「割れる=破局」を連想させることもあり、避けたほうがいい場合もあります。
切る必要があることから、「縁が切れる」とも言われる一方で、「末永い(長い)お付き合い」を意味する縁起の良いものという考え方もあります。
いよいよ挨拶当日。
玄関に入ったところから、どのような流れで行動すればいいのでしょうか。
守るべきマナーや、親へ報告する時のセリフなどを具体的に見ていきます。
玄関先では、丁寧な言葉遣いを心掛けて、明るくハキハキとした声で挨拶をしましょう。
第一印象は大切です。
丁寧な言葉遣いと、笑顔を心がけましょう。
➣「初めまして□□と申します」
➣「今日はお忙しい中、お時間を割いてくださりありがとうございます」
既に顔を合わせていても、けじめのある態度が求められます。
まずはときちんとした挨拶をしましょう。
➣「ご無沙汰しています。本日はあらためて結婚のご挨拶にお伺いしました」
椅子や座布団は勧められてから使います。
部屋に通されたら、ふたりは下座に座りましょう。
・基本的には入り口から遠い奥の席が上座、近い手前の席が下座
・和室の場合、床の間があればその前が上座
挨拶は、椅子から立ち、座布団は外してするのがマナーです。
そして、あらためて挨拶と自己紹介をします。
➣「あらためまして、□□と申します」
➣「〇〇さんとお付き合いさせていただいております、□□と申します」
手土産は、紙袋から出し、相手の方へ向けるのがマナーです。
➣「□□さんから、お母さまの好物だと伺いましたので」
➣「評判のお菓子と聞きましたので。ぜひ召し上がってください」
すぐの結婚の報告はしないで、まずは歓談で場を和ませるのが基本です。
大事なのは、きちんとした態度と誠実な受け答えです。
初対面からなれなれしくするのもマイナスイメージになります。
相手の親の呼び方は「□□さんのお父さま・お母さま」です。
➣「いつも□□さんから、おふたり(ご両親)のことをたくさん伺っていたので、今日はお会いできるのをとても楽しみにしていました」
➣「□□さんからよくご実家のある△△(地域)の話を伺っていたので、ずっと来てみたいと思っていました」
・天気や気候
・到着するまでの道のりの話(交通機関、時間、景色、など)
・結婚相手の子どもの頃の話
いよいよ本題の結婚の挨拶。
どちらが結婚の話を切り出すか、事前に決めておくとスムーズです。
➣「□□さんと結婚したいと思っています」
➣「本日は、〇〇さんとの結婚をお許しいただきたくご挨拶に伺いました」
報告が済んだら再度歓談をしていきます。
お酒を勧められ、飲み過ぎて失態を見せることのないよう気をつけましょう。
座布団は外し、椅子なら立って挨拶します。
夕食に誘われたら応じましょう。
ただし、お酒は少量がベスト。
飲み過ぎないよう要注意です。
【言葉使いの例】
➣「そろそろ、おいとまします」
➣「本日はありがとうございました」
帰宅したら、当日中にお礼を速やかに伝えましょう。
できれば声で伝えられる電話がおすすめです。
お礼状を送ると、より丁寧な印象になります。
結婚の挨拶は、お互いの親だけでなく、会社の上司や友人、知人などにも必要です。
プロポーズの報告・挨拶の順番や内容を押さえて、万全の準備をしておきましょう。
プロポーズ後の挨拶は誰からするべき? 報告する順番や内容とは