婚約指輪2019/7/29
婚約指輪はサイズ直しできる? サイズ直しの際の注意点とは
婚約指輪を購入する際、指のサイズに合ったものを選んだはずでも、さまざまな理由でサイズが合わなくなり、指輪を着けられないことがあります。そのような場合は、婚約指輪のサイズ直しが必要です。しかし、婚約指輪のサイズ直しは簡単に行えるものなのでしょうか。
こちらでは、婚約指輪のサイズ直しの方法や注意点などについて解説します。
目次
婚約指輪のサイズ直しが必要となる理由
購入後に婚約指輪のサイズが合わなくなるのは珍しい事ではありません。例えば、女性は妊娠・出産を経験するなどで指のサイズが変わり、指輪のサイズが合わなくなってしまうことがあります。
また、彼氏が婚約指輪をサプライズで用意してくれた場合、着けてみたらサイズが違っていて入らなかったり、ゆるすぎてはずれてしまったりということも考えられるでしょう。
子どもに自分の婚約指輪を引き継いでもらいたい場合も、子どもの指に合わせたサイズに直さなければいけません。
このように、さまざまな理由で婚約指輪のサイズ直しが必要となる場合があるのです。
婚約指輪のサイズの直し方
婚約指輪のサイズ直しを行う場合は、購入したジュエリーショップに依頼するのが一般的です。
サイズ直しの工程は、主に指輪の切断・長さの調節・研磨という流れで進みます。サイズを大きくする場合は、切断した部分に長さを継ぎ足す・内径を削る・叩いて伸ばすなどの方法で、サイズを小さくする場合は、指輪を圧縮する・内径に素材を足す・長さの一部を切断して接合するなどの方法で調整します。
サイズ直しの料金や条件は、永久保証がある、有効期限が設けられているなど、ブランドによってさまざまです。また、石の留め直し、刻印の打ち直し、ゆがみの補修、磨き直しなどのアフターサービスの内容もブランドによって異なるため、保証やアフターサービスの充実度も購入時に確認しておくとよいでしょう。
婚約指輪のサイズ直しの注意点
保証が付いていて無料でサイズ直しを行っているブランドの場合でも、依頼の際に注意しておきたい点があります。ここでは、婚約指輪のサイズ直しを行いたい場合の注意点を具体的にご紹介します。
デザインによってはサイズ直しできない
複雑なデザインの婚約指輪や、全周にダイヤがちりばめられたフルエタニティリング・パヴェリングなどはサイズ直しが難しい場合があります。調整する際に指輪を切断する必要があるため、宝石が全周に付いていたりデザインが複雑だったりすると、バランスを取りつつ大きさを調整するのが難しいのです。
一方で、ダイヤが半周だけについているハーフエタニティや、デザインがシンプルな指輪はサイズ調整を行うことができます。
また、加工しやすいプラチナやゴールドの指輪はサイズ直しを行えることがほとんどですが、素材によってはサイズ直しが難しい場合もあるので注意が必要です。
サイズ直しを行う際、内側に刻印を施している婚約指輪だと、サイズ調整の過程で刻印が消えてしまう可能性があるため、再刻印を行えるかどうかも事前に確認しておくとよいでしょう。
対応可能なサイズ幅に限界がある
サイズ直しは指輪を切断したり削ったりするため、サイズ直しが可能なデザインの婚約指輪でも、変更できるサイズ幅には限界があります。
「プロポーズの際にサプライズで指輪を渡したいから」と、サイズ直しを前提に婚約指輪を購入する方もいるようですが、サイズアップやサイズダウンを何度も行うと金属疲労が起きたり、きれいに仕上がらなかったりする可能性があります。
サイズ直し前提で購入するのは控え、ふたりで店舗に行きサイズを測ってもらったり、事前に彼女の指のサイズを測ったりしておくなどしてから、婚約指輪を購入するのが確実です。
サイズ直しには期間が必要
婚約指輪のサイズ直しにかかる期間はブランドによってさまざまですが、最低でも3週間程度かかることが多いです。店の繁忙期や長期休暇の時期に依頼すると、更に時間がかかることも考えられます。
婚約指輪を着ける予定がある場合は、サイズ直しが必要になっても間に合うよう、早めにサイズを確認しておくとよいでしょう。
婚約指輪のアフターサービスを確認しておこう
婚約指輪は指のサイズが変わって着けられなくなった場合でも、サイズ直しを行うことで再び指に合う指輪にすることができます。アフターサービスがついていればサイズ直しだけでなく、傷やゆがみの補修、クリーニングやつや消し加工など、細かなメンテナンスをしてもらうことも可能です。
婚約指輪を購入する際はデザインやサイズなどはもちろん、そのブランドのアフターサービスの内容についても確認するとよいでしょう。
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