婚約指輪2022/4/24
婚約指輪のサイズの平均は?婚約指輪のサイズの図り方・選び方のコツをご紹介
婚約指輪は結婚を決めたふたりの愛情の証として身に着けるものです。生涯身に着けていくことを考えると、サイズについてもきちんと考える必要があります。
そこで今回は、婚約指輪や結婚指輪の号数や女性の左手薬指の平均サイズなど、パートナーへ婚約指輪を贈る際に必要となる情報、指のサイズの測り方やサイズが合わなかった場合の対処法などをご紹介します。ぜひ婚約指輪選びの参考にしてください。
目次
婚約指輪を選ぶ前にサイズを知っておこう
手になじむ指輪は身に着けていて気持ちがよいものです。婚約指輪を選ぶ時には相手の好みのデザインだけでなく、サイズ感を知っておく必要があります。指輪のサイズには「号」という単位が用いられていますが、ここではまず、指輪選びに必要となる号数と女性の左手薬指の平均的なサイズについてご紹介します。
指輪の単位として使われる「号数」とは
指輪のサイズには、指輪の内周を基準として測った値が用いられています。「号」という単位が使われますが、最も小さい指輪のサイズは40.8 mmで「1号」といわれます。2号、3号と号数が大きくなるにつれ、内周が約1mmずつ大きくなっていくのです。
実際に指のサイズを確認する際は指輪の内周から調べることが多いのですが、手持ちの指輪の内側の半径(内径)から調べることもあります。内周・内径ごとの号数は下記をご確認ください。
●6号:内周46,1㎜、内径14.7㎜
●7号:内周47,1㎜、内径15㎜
●8号:内周48,2㎜、内径15,4㎜
●9号:内周49,2㎜、内径15,7㎜
●10号:内周50,3㎜、内径16㎜
●11号:内周51,3㎜、内径16,4㎜
●12号:内周52,4㎜、内径16,7㎜
女性の左手の各指の平均サイズ
一般的に左手の薬指に付けることが多い結婚指輪ですが、薬指に付けなくてはいけないというルールはありません。長く付ける結婚指輪ですから、指輪を付ける人自身が心地よくしっくりくる指に付けることがおすすめ。では、女性の左手の各指の平均サイズはどのくらいなのでしょうか。親指を除く、結婚指輪を付ける可能性のある各指の平均サイズについてご紹介します。
薬指
個人差はありますが、一番結婚指輪を付ける方が多いのが薬指です。古くからの言い伝えで「薬指と心臓は1本の血管で繋がっている」と言われており、命に一番近い神聖な指とされてきました。 女性の左手薬指の平均は8号から10号です。サイズは以下の通りです。 8号:内径15.33mm、内周48.12mm 10号:内径16mm、内周50.27mm人差し指
人差し指は日常生活の中でもよく使うので、薬指より太い方が多い指です。 女性の左手人差し指の平均は11号から13号。サイズは以下の通りです。 11号:内径16.33mm、内周51.31mm 13号:内径17mm、内周53.41mm中指
結婚指輪を付ける指として、薬指の次に人気なのが中指です。中指は人差し指よりやや太め。平均は12号から14号と言われています。サイズは以下の通りです。 12号:内径16.66mm、内周52.36mm 14号:内径17.33mm、内周54.45mm小指
ピンキーリングを付ける指としておなじみの小指は、指の中で一番サイズが小さい人がほとんどではないでしょうか。平均は3号から5号と言われています。サイズは以下の通りです。 3号:内径13.66mm、内周42.94mm 5号:内径14.33mm、内周45.03mm婚約指輪のサイズの測り方とコツ
本来、指のサイズを測る場合はリングゲージなどサイズを測る専用の道具を用います。しかし、サプライズで婚約指輪を贈りたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、簡単に指輪のサイズ感を知る方法とサイズ選びで失敗しないコツをご紹介します。
コツ1:指輪のサイズを測る位置は指の最も太い部分
サイズの測定では、つける指の最も太いところの長さを確認するのが一般的です。指の中で最も太い部分は、人によって異なりますが、だいたい第2関節あたりか指の根本部分です。指の根本より第2関節の方が太い骨太タイプの人なら、第2関節の周囲のサイズを測ります。
指輪が関節部分を通らないと指にはめられませんから、関節部分のサイズを確認します。
ただし関節部分にゆとりのあるサイズにすると、根本が緩くなってしまうので注意が必要です。
第2関節より根本の方が太い人なら根本部分の周囲のサイズを測りましょう。
同じ号数であっても、指輪のデザインによって感じ方が異なる場合があります。
コツ2:指輪のデザインでサイズ感が変わる
一般的に、幅が広いデザインの指輪はきつく感じ、幅が細いデザインならゆるく感じる傾向にあります。そのため、測定した号数をそのままを選ぶのではなく、指輪のデザインにあわせてサイズが変わることも覚えておきましょう。
もし婚約指輪のデザインがすでに決まっている場合、幅が5㎜以上の幅広タイプの指輪ならやや緩めのサイズを選び、幅が5㎜未満の細めの指輪ならややきつめのサイズを選ぶことを考えてもいいでしょう。
また指輪をはめたときのサイズ感に影響するのは、指輪の幅だけであって、指輪の厚みは影響しません。
指の太さは一日の中で、時間帯によって変わりますし、季節によっても異なります。
コツ3:季節でサイズが変わる
夏は汗をたくさんかいて体温が高くなり、湿度も高い季節のため、指がむくみやすくなります。一方で、冬は乾燥していて指のむくみが取れやすくなる季節です。そのため、夏は指輪のサイズをきついと感じやすく、冬はゆるいと感じる傾向があることを覚えておきましょう。
また季節以外にも、本人の体調次第で指の太さが変わるもの。妊娠中は指のサイズが大きく変化しますし、ダイエット中なら指が細くなっていくことも考えられます。そのようなことを考慮しておきましょう。
普段つけている指輪があれば、その直径を定規などで測って指輪のサイズを調べることもできます。指輪の内側の直径を測り、そこからリングサイズと照らし合わせるだけです。注意点は、必ずリングの外側の直径ではなく、内側の直径を測ること。また薬指につけている指輪で、変形していないもので測るようにしましょう。
平均的な指のサイズ
身長や体重に個人差があるように、指のサイズや手の大きさにも個人差があります。
女性の場合、婚約指輪をつける薬指の平均サイズは8~10号と言われています。
指輪のサイズはフィット感が重要となるので、1mm単位に細かく設定されています。平均サイズはあくまでも参考であり、つける本人が正確に測る必要があります。
体はほっそりしているのに、骨格によって骨や関節がしっかりとしていることもあります。また、バレーボールなどスポーツをしていた人、ピアノ演奏などをしていた人などは、しっかりとした指である傾向が見られることも。しかし、指輪のサイズと骨格に直接的な関係があるわけではないので、あくまでも参考程度に留めておいてくださいね。
身近にあるもので簡単にできる測り方
ジュエリーショップに行けば、リングゲージを使って正しい指輪のサイズを測ることができます。でも、自宅にはなかなかリングゲージはありませんし、家にあるものを使って指輪のサイズを測れないでしょうか?
普段つけている指輪を使ったサイズの測り方
実際に測るのが難しい場合には、本人や親しい友人にさりげなく聞いてみてもよいでしょう。同時に好みのデザインを聞いておくと、婚約指輪選びに大いに役立ちます。
サイズ選びで失敗しないためのコツ
指のサイズはその日の時間や体調、季節などによって微妙に変化することがあります。たとえば朝と夕方であれば夕方の方がむくんで指のサイズが太くなる傾向があり、お酒を飲んだ次の日はむくみによって指輪や靴などがきついと感じる方もいるようです。
指輪のサイズを測る際はその時々で指のサイズが変わることを考慮して、時間帯を分けて数回測っておくことをおすすめします。
平均サイズよりもかなり大きい/小さい場合の対処法
平均サイズよりもかなり大きい方、反対に指が細い方は、お気に入りのデザインでもサイズがぴったり合う指輪がなかなか見つからない場合も考えられます。 その場合は、まず扱っているサイズについてお店に問い合わせることが重要です。扱っているサイズがわかれば、お店を訪れたのにサイズがなかったなど時間を無駄にすることもありません。また、事前に連絡しておくことで、店舗に訪問する際に店頭にはないサイズも用意してくれることがあります。 それでもサイズが見つからない場合は、オーダーメイドすることも検討しましょう。オーダーメイドは作るのに時間はかかってしまいますが、好きなデザインであなただけのサイズもぴったりな指輪を作ることができます。サイズが合わなかった時の対処法
婚約指輪を購入して、もしサイズが合わなかった場合は調整が必要になってきますが、購入したショップでサイズ調整ができるケースが大半です。
ブライダルリングを扱う専門店では、婚約指輪などのアフターサービスが充実しているショップも多くみられます。実際に婚約指輪を購入する際、サイズ直しはもちろん傷の修理など、保証にどのようなものがあるのか確認しておくことが大切です。
婚約指輪や結婚指輪の場合は永年保証が付いていることもあります。購入した直後のサービスだけでなく、何年も着けているうちにサイズが合わなくなった場合のお直しにも対応していれば、より安心して指輪を選べるでしょう。
プロポーズに備えて指輪のサイズは正しく測ろう
プロポーズと同時に婚約指輪を渡したいと考えている男性は多いでしょう。また、女性にとってもサプライズは嬉しいものです。婚約指輪をサプライズプレゼントとして渡したい場合には、サイズ選びで失敗しないようにあらかじめ指のサイズを測っておくことが大切です。
しかし、場合によってはどうしてもサイズを直す必要があるかもしれません。万一サイズが合わなかった時のことも考えて、サイズ直しに対応してもらえるかどうか購入時に確かめておくようにしましょう。
婚約指輪や結婚指輪について
お気軽に
コンシェルジュへご相談ください。
店舗なら実際にご試着いただけます。