メレは、メインストーンの脇に「メレダイヤ（小粒石）」と呼ばれるカラット数の小さいダイヤモンドをあしらったデザインの指輪で、婚約指輪においてはソリティアの次に多く選ばれています。※1   メレダイヤの大きさに明確な定義はありませんが、一般的には0.1ct以下のものをメレダイヤと呼ぶことが多いです。     婚約指輪に使われるメレダイヤは0.1ct以下の小粒なものですが、高品質な「ハート＆キューピッド」と呼ばれるダイヤをセッティングすることもできます。「ハート&キューピッド」とは、ダイヤモンドを専用のスコープで確認した際にハートと矢の模様を見ることができる、対称性の高いブリリアント・カットのことです。   また、メレと同じくメレダイヤを使用する婚約指輪のデザインに「パヴェ」と呼ばれるものがありますが、メレがメインストーンの脇にメレダイヤをあしらっているのに対し、パヴェはリングのアームにダイヤを敷き詰めるようにセットしたデザインです。   ※1引用：「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018 首都圏調べ」 https://souken.zexy.net/data/trend2018/XY_MT18_report_06shutoken.pdf

ソリティア同様に高い人気を誇るメレの婚約指輪ですが、どのような特徴をもつ指輪なのでしょうか。ここでは、メレの婚約指輪の特徴をご紹介します。

メレの婚約指輪は、メインのダイヤモンドの脇に小さなメレダイヤをセットするため輝きが増し、メインストーンの魅力をより一層引き立てます。 また、メインのダイヤが小ぶりなものでもメレダイヤを含めた指輪全体でみると存在感が増すため、手元をより美しく華やかに見せることができます。

メレの婚約指輪は使用するメレダイヤの数や配置のパターンによって、印象を大きく変えることができます。メレダイヤの数で指輪の輝きや手元の華やかさを変えられるほか、メインストーンとサイドストーンで色を変えるなど、デザインの自由度が高いのも特徴です。     メレダイヤを使用した指輪には、メインストーンを囲うようにメレダイヤをセットした「取り巻きデザイン」もあります。メインのダイヤモンドをより大きく輝いて見せるため、メレダイヤを使用した婚約指輪でより華やかさを求める方におすすめのデザインです。

メレの婚約指輪は石と石の間に隙間ができやすく、そこに汗やほこりなどの汚れがたまりやすいため、普段からこまめに汚れを拭き取るなどのメンテナンスが大切です。着用後は柔らかい布で汗やほこりを拭き取るようにしましょう。   ご自身でのお手入れが難しい際は、購入した店舗やブランドでクリーニングなどのメンテナンスを行ってもらう必要があります。ブランドによってはアフターサービスとして無料で店頭クリーニングやメンテナンスを受け付けている場合もあるので、購入前にアフターサービスの有無も確認しておきましょう。

メレの婚約指輪はメレダイヤがメインストーンを引き立て、手元を華やかに彩ります。デザインの自由度も高く、多くのメレダイヤを配置して指輪に存在感を与える、ピンクダイヤのような色のあるダイヤモンドをセットして可愛らしい雰囲気を演出するなど、メレダイヤの数や組み合わせ方によって個性を出すことも可能です。 婚約指輪のデザインに悩まれている方は、さまざまな魅力があるメレの婚約指輪も検討してみてはいかがでしょうか。