結婚指輪2019/10/18
結婚指輪はクリーニングできる? 汚れの原因や自宅でのクリーニング方法とは
思い入れもあり毎日着けていることの多い結婚指輪ですが、着けている時間が長いほど、日々の生活の中でどうしても汚れや傷がついたり、変色したりする恐れがあります。では、結婚指輪が汚れてしまった場合のクリーニングは、一体どのように行えば良いのでしょうか。
ここでは、結婚指輪の汚れの原因やクリーニング方法、クリーニング時の注意点などをご紹介します。
目次
結婚指輪の汚れの原因は?
結婚指輪の汚れは、日常的な家事、仕事や化粧、皮脂の付着などによって少しずつ蓄積されていきます。特に、ダイヤモンドは親油性と呼ばれる油分が付着しやすい性質を持つため、日常生活の中で皮脂などの油分が付着することで、ダイヤモンドがくもって見えてしまいます。
家事や化粧を行う際は適宜指輪を外すなど、指輪やダイヤモンドに汚れが付かないように気をつけましょう。
また、結婚指輪の素材はさまざまなものがありますが、シルバーやピンクゴールドなどを使った指輪の場合、温泉や汗に含まれる成分で変色してしまうこともあります。
変色を防ぐために、温泉に入る時や運動をする際は指輪を外しておくと良いでしょう。プラチナやゴールドといった、変色に強い素材の指輪を選ぶのも手です。
結婚指輪のクリーニング方法
細心の注意を払っていたとしても、結婚指輪は使っていくうちに汚れてしまいます。結婚指輪が汚れてしまった場合、家庭ではどのようなクリーニングを行えば良いのでしょうか。
ここでは、ご家庭で行えるクリーニング方法をご紹介します。
布で拭く
ほこりや油分による汚れの場合は布で拭き取ることができます。素材や宝石を問わず行える方法なので、日常的なお手入れとしてもおすすめです。
拭き取る際はセーム革などの柔らかい布で乾拭きしますが、結婚指輪に傷をつけてしまわないように、やさしく拭くようにしましょう。
つけ置き洗い
汚れが気になる場合は、食器洗い用の中性洗剤でつけ置き洗いをするのがおすすめです。中性洗剤を数滴溶かしたぬるめのお湯や、ジュエリー用のクリーニング液に指輪をしばらく浸けて、子ども用の歯ブラシなどの柔らかいブラシでやさしくこすりながら細かな汚れを落とします。
洗った後は水で十分に流し、柔らかいタオルなどで水気を拭き取ります。日々の着用で付着した油分などの汚れがとれ、以前の輝きが戻るでしょう。
クリーニングの際の注意点
結婚指輪を布で拭く際に研磨剤入りのクロスを使用する場合は注意が必要です。指輪の素材や状態によって使用に適さない場合があるので、自宅ではなるべく柔らかい布で拭くのみにしましょう。
つけ置き洗いの際の注意点は、素材がプラチナやゴールドで、宝石がダイヤモンドの場合のみ行えるということです。水分や熱に弱い素材や宝石を使っている結婚指輪や宝石の留め方がゆるくなっている場合は、指輪の変質や宝石が外れてしまう原因になるので避けましょう。
また、つけ置き洗いを行う場合は指輪を失くしたり排水溝に落としたりしないよう、洗面器やコップなどの作業しやすい容器の中で洗うようにすることをおすすめします。
店舗での定期的なクリーニングも大切
このように、ご家庭でも簡単な結婚指輪のクリーニングは行えます。ただし、多くのジュエリーブランドでは無償でクリーニングを行っているところも多いので、購入したブランドのアフターサービスを利用することもおすすめです。
クリーニングを購入したショップで行う際、指輪の歪みや石のゆるみがないかなど、同時に結婚指輪の状態もチェックしてもらえます。修理が必要な場合もあるので、アフターサービスの内容や保証期間は事前に確認しておくと良いでしょう。
定期的にクリーニングやメンテナンスを受けることで大切な指輪の美しさを保つことができます。
結婚指輪をクリーニングして永く愛用しよう
毎日着用する結婚指輪は、日々の使用の中で少しずつ汚れたり傷ついたりしていきます。購入時の美しさを長く楽しむためには、ご家庭で簡単なクリーニングを行いつつ、定期的に購入した店舗でクリーニングを行ってもらうと良いでしょう。
こまめに指輪の汚れを拭き取り、外す時はジュエリーケースに入れて保管するなど、普段の生活から指輪を大切に扱うことが指輪の美しさを保つ秘訣です。
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