結婚準備2025/12/24

顔合わせの服装マナー完全ガイド|本人・両親・兄弟の装いとNG例・季節コーデ・Q&A付き

結婚を控えたふたりの両家が顔を合わせる食事会。「カジュアルすぎたらどうしよう」「両親同士の雰囲気が合うか心配」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

最近では、顔合わせの会も無理のないシンプルなスタイルが好まれるため、服装もカジュアルなものが選ばれる傾向にあります。とはいえ、両家の親睦を深め、円滑な人間関係を築くうえでも、最低限の礼儀やマナーを欠くわけにはいきません。

服装選びに正解はありませんが、顔合わせの食事会における服装の選び方で参考となるポイントをご紹介します。主役の男性や女性をはじめ、出席する両親・兄弟・親戚、それぞれのコーディネートのポイントをわかりやすく解説していきます。

顔合わせでの服装マナーとは?【基本ルール】

両家がはじめて顔を合わせる食事会において、一般的に考慮されるポイントは、TPO・雰囲気・親しさのバランスです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

TPOを考慮する

顔合わせを行う場所としてよく選ばれるのは、料亭、レストラン、ホテルです。それぞれのTPOに合った服装を選ぶ必要があります。高級レストランや格式のあるホテルであれば、それに相応しいフォーマル度が求められます。

服装の雰囲気を合わせる

顔合わせの食事会では、新郎新婦の服装の雰囲気を合わせることが大切です。たとえば、カジュアルな服装の男性に対し、着物姿の女性では、あまりにもちぐはぐですよね。どちらか片方が浮いてしまわないために、事前に「どのような服装で出席するのか」を決めておきましょう。

これは、出席する両家の親族にもいえることです。両家の雰囲気を合わせることが多いですので、当人同士がお互いの家族と相談・調整し、両家の雰囲気も合わせるように意思の疎通を図ってください。

親しさのバランス

両家の親しさによっても服装が変わります。はじめて会う場合、フォーマルな服装が好まれます。しかし、両家の親がある程度親しいなどの場合、カジュアルめにしても問題ないでしょう。

とはいえ、地域や家庭により考え方が異なる場合がありますので、事前に両家に確認されることをおすすめします。

結納・顔合わせの違いと準備の流れについて詳しくはこちら

本人・両親・兄弟の服装マナーと具体例

cropped view of bride in wedding dress and bridegroom holding hands

両家の両親や兄弟・姉妹、親族がはじめて顔を合わせる機会ですので、フォーマルすぎなくてもよいですが、あまり砕けすぎない会にするのがよいでしょう。ここでは、それぞれにふさわしいとされている服装をご紹介いたします。

新郎・新婦の服装例

多くの場合選ばれるスタイル例として、新郎はスーツ、新婦はワンピースが挙げられます。それぞれご紹介しましょう。

新郎の服装例

新郎の服装は、一般的に略礼装か略服となります。大半がスーツを選ぶようです。略礼装の場合は無地のブラックやダークカラーのスーツ、略服の場合はダークカラーのスーツを選びます。

ワイシャツは、柄ものや色目の濃いものは避け、白い無地のものを選ぶのがおすすめです。襟や袖の汚れやヨレ、ほつれなどに注意し、事前にクリーニングしておくか、新品を準備しましょう。

ネクタイ、カバン、靴などの小物類は、統一感と清潔感を意識することが必要です。カバンや靴は、黒や茶、紺などの落ち着きのある色をチョイス。逆にネクタイは、晴れの舞台を演出するような黒以外の明るい爽やかなカラーを選びましょう。

新婦の服装例

新婦の服装は、準礼装、略礼装、略服を着用します。一般的にワンピースやスーツが選ばれるようです。

ワンピースを選ぶ際の注意点は、淡い色、薄い無地、露出の少ないものであること。スカートの丈は、立っても座っても膝が隠れる長さが好ましいとされています。

靴は、つま先やかかとが覆われたパンプスが最適です。高さ3~5cmほどの歩きやすいヒールがあるものを選びましょう。ジュエリーやバッグなどの小物類は、控えめなサイズやデザインをチョイス。大ぶりなもの、ロゴの目立つブランド品などは、選ばないほうが無難です。

父親・母親の服装例

両家が顔を合わせる食事会とはいえ、その主役は、婚約した息子と娘です。出席する両親は、ふたりよりも格上の服装や派手な服装になってはいけません。

父親と母親の場合、両家ともに洋装・和装のどちらでもOKです。年代に応じた服装の参考例として、母親の場合はダーク色のワンピースと明るい色の羽織やセットアップスーツ、ジャケット付きワンピースなどがよいでしょう。

とはいえ、せっかくの機会なので、体型や好みに合わせて選ぶことが大切です。

兄弟・姉妹の服装例

兄弟・姉妹や親戚は、父親や母親と服装を揃えるようにしましょう。家族として相応しいとされる装いが好まれます。兄弟・姉妹が学生の場合、学校の制服で出席しても大丈夫です。

なお、和装の是非についてはご家族の判断によりますので、顔合わせ前にすり合わせておくと安心です。

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避けた方が良いとされる服装例

両家の顔合わせでは、一般的に避けられることが多い服装があります。それは、TPOにそぐわない服装や派手すぎる服装、カジュアルすぎる服装などです。はじめて両家の親や兄弟・姉妹が顔を合わせるので、ある程度はフォーマルな服装が適しています。

色について

おめでたい場なので明るい色の服装がおすすめですが、明るすぎ、派手すぎる色は避けましょう。色・柄については好みもありますが、オールブラックはお葬式を連想させてしまうので注意が必要です。顔合わせの時期に合わせた色合いを選ぶのがおすすめです。

柄について

無地が無難ですが、もし柄入りのものを選ぶとしたら大きな柄ではなく小ぶりな柄がよいでしょう。

NGとされる服装例

  • 過度にカジュアルな服装(ジーンズ、Tシャツなど)
  • 露出の多い服装(ミニスカート、胸元の開いた服など)
  • 派手すぎる色やデザイン
  • サンダルやスニーカーなどのカジュアルな履物
  • 大きなロゴが目立つ服装

とはいえ、最終的にはご家族の判断になりますので、両家で「カジュアルでもOK」ということであれば問題ありません。

季節別・年代別コーディネート参考例

顔合わせをする季節によっても選ぶ服装が変わってきます。ここでは、それぞれの季節におすすめの服装例をご紹介します。

季節別の服装例(春/夏/秋/冬)

春・夏の季節に応じた参考スタイル

涼しげで明るい色味の服装がおすすめです。女性の場合、総レースのワンピースや薄手のジャケットなど、通気性のよい素材を取り入れると快適に過ごしやすいです。また、淡いパステルカラーなどを選ぶと、季節らしい軽やかな印象を与えられるでしょう。

男性の場合、通気性のよい夏用スーツや明るい色合いのジャケットに、シンプルなネクタイを合わせると季節感が引き立ちます。夏は暑いので涼しめの服装を選びがちですが、室内は冷房が想像以上に効いていることもあるので、羽織ものを準備するとよいでしょう。

秋・冬の季節に応じた参考スタイル

温かみのある素材や落ち着いた色味を意識した服装がおすすめです。女性の場合、ツイードやウール素材のジャケット、ダークカラーのワンピースを選ぶことで、季節感を演出しながらも品のよさを表現できます。差し色を取り入れるのに、スカーフやコサージュをアクセントとして取り入れてもよいでしょう。

男性の場合、ウール素材のスーツやツイードジャケットに濃い色のネクタイを合わせると季節感を演出できます。冬場はストールやコートを活用して防寒しつつ、室内ではコートを脱いだ際に整った印象を与えられるよう工夫しましょう。

年代別の装いのポイント

年代に応じた服装の考え方として、20代の方は上品さを意識しつつも、若々しさを活かしたスタイルがおすすめです。30代以降の方は、落ち着きと品格を重視した装いが好まれる傾向にあります。

ただし、個人の好みや体型に合わせることが重要ですので、年代にとらわれすぎず、自分らしさを大切にしてください。

写真撮影を意識した装いのコツ

せっかくの顔合わせなので、記念に写真を撮る方も多いでしょう。ここでは、写真撮影をする場合の参考として、撮影時のポイントをご紹介します。

撮影時の立ち位置

顔合わせは少なくとも4~6名、多いと10名以上になることもあります。写真を撮る際は、新郎新婦と両家の親を中心に、兄弟・姉妹や親族は後方に立つようにしましょう。

服装の色味

服装の色味が明るいと、写真の撮影時にレフ板の代わりにもなりますので血色がよくなり、お祝い感のある写真に仕上がります。もし可能であれば、パステルカラーなど明るめの服装を選ぶようにするとよいでしょう。

シワ・ヨレ対策

スーツやワンピースは素材によってシワやヨレがつきやすくなります。スーツの場合は、着席時にボタンをはずしてシワやヨレをつきにくくしましょう。ワンピースの場合は、できるだけ生地を伸ばして座り、ひざ上にハンカチやテーブルナプキンを置いて汚れないよう気をつけましょう。

なお、SNS投稿については個人の判断でお決めください。両家の考えをうかがうことも忘れずに。

【想定ケース】顔合わせ服装の体験例

※以下は編集部による想定例です。感じ方や状況は人それぞれ異なりますので、参考程度にご活用ください。

事例①:格式を重視したフォーマルスタイル

親同士が初対面で「結納はしなくてもいいが、顔合わせ食事会はフォーマルにしたい」と両家の意見が一致しました。「服装は新婦側に合わせる」という新郎側の申し出もあり、「私は振り袖、母も着物を着る予定」と、早いタイミングで新婦から新郎へ伝えました。場所は高級ホテルの和食料理店の個室に。新婦側の母と娘が最上級の正装なので、男性は全員スーツ姿でネクタイを着用。新郎母もスカート丈の長いフォーマルなワンピースを選び、格を揃えてくれました。

事例②:参考写真を活用した調整例

母の勧めで新婦は振り袖を着ることに。父母の服装選びの参考にしたのは、新郎兄が前の年に行っていた顔合わせです。男性はダークスーツとネクタイ、母はジャケット付きワンピースで雰囲気が揃っていて素敵だったので、その写真を見ながら両家で合わせることにしました。

事例③:程よくカジュアルなスタイル

結婚式を挙げる会場の下見を兼ねて、会場レストランの個室で顔合わせをしました。男性はシンプルなスーツにしましたが、堅くなりすぎないようネクタイの着用は新郎のみにしました。女性はワンピース姿で揃えることにしたのですが、言葉で伝えてもわかりにくいと思ったので、事前にイメージに合う写真を検索し、両家の親に送って確かめてもらいました。当日、両家の母は落ち着いた色味のワンピースと明るい色の羽織り物で写真映えもよかったです。

服装選びのポイント【参考アドバイス】

ここからは、顔合わせの食事会におすすめの服装をブライダル関係者からの一般的なアドバイスとしてご紹介します。料亭、レストラン、ホテルとそれぞれのシチュエーションに最適なコーデのポイントをお伝えします。

会場別の装いのポイント

料亭での顔合わせ

場所が料亭だからといって、絶対に和装を選ぶ必要はありません。男性がスーツ、女性がワンピースを着用してもOKです。料亭の場合、座敷になることが多いため、着席の際は、正座をすることになります。男性は、長時間の窮屈な姿勢にも耐えられるような、ゆとりのあるサイズを選びましょう。女性は、スカートの長さに注意してください。

レストランでの顔合わせ

レストランを選ぶ場合、空間の雰囲気や周囲に対する配慮を忘れてはいけません。他の来客から見られることも考えた服装を心がけましょう。カジュアルすぎない落ち着きのあるカラーやアイテムを選べば、両家の家族からも好印象が持たれます。

ホテルでの顔合わせ

数多くの来客が利用するホテルでは、服装にもレストラン以上の心遣いが必要です。そのため、会場の格式や品位を意識した服装で臨んでください。事前に利用するホテルのグレードや歴史などを調べておけば、コーデの参考になるかもしれません。

迷った場合の参考となる選び方ですので、最終的にはご家族で相談して決めることをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. 顔合わせは和装の方が良いですか?洋装でもOKですか?

A. 和装・洋装どちらも選ばれています。ご家族の希望や会場の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。

Q. 両家で服装の雰囲気が揃っていなかったらどうなりますか?

A. 事前に両家で服装の方向性をすり合わせておくと安心です。完璧である必要はありませんが、配慮があると良いでしょう。

Q. 季節や天候によって服装は変えるべきですか?

A. 季節や気温に応じた服装選びをおすすめします。羽織ものも準備しておくと安心です。

Q. 男性スーツは黒以外でも大丈夫ですか?

A. 黒・紺・グレーなど落ち着いた色が選ばれることが多いです。

Q. 服装で困った例はありますか?

A. カジュアルすぎたり、雰囲気が合わなかったケースがあります。事前確認をおすすめします。

Q. ジュエリーはどの程度までOKですか?

A. 控えめで上品なものが好まれます。パールなどのシンプルなジュエリーがおすすめです。

Q. 子供の服装はどうすれば良いですか?

A. 学生の場合は制服でも問題ありません。小さなお子様の場合は、きちんと感のある服装を心がけましょう。

まとめ・当日に向けたチェックポイント

両家が初めて顔を揃える食事会では、本人同士をはじめ、出席するお互いの両親・兄弟・親戚の雰囲気を合わせることが大切でした。服装は相手への敬意を表すものの一つですが、完璧である必要はありません。

最も重要なのは、両家が心地よく過ごせる雰囲気を作ることです。事前の相談と準備を丁寧に行い、リラックスして当日を迎えてください。

当日までのチェックポイント

  • 両家で服装の方向性を確認済みか
  • 会場の雰囲気に合った装いになっているか
  • 季節や天候への配慮ができているか
  • 清潔感のある身だしなみになっているか
  • 写真撮影への準備は整っているか

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