婚約指輪2019/10/18
結婚式で婚約指輪を着ける際の注意点は? エンゲージカバーセレモニーも合わせてご紹介
婚約の証である婚約指輪はプロポーズや結納の際にもらうことが多いものですが、結婚指輪の交換を行う結婚式当日も着けてよいのでしょうか。婚約指輪を気に入っている方ほど、結婚式で着けてよいのかどうか気になるところかもしれません。
今回は、自分の結婚式で婚約指輪を身に着けてもよいのか、婚約指輪を利用した特別な演出方法や友人の結婚式に参加する際に婚約指輪は着けてよいのかなど、具体的にご紹介します。
目次
結婚式で婚約指輪を身に着けてもよい?
結婚式では結婚指輪の交換を行いますが、その際は婚約指輪を着用していてもよいのでしょうか。ここでは、結婚式の際に婚約指輪を着けてよいか、婚約指輪を着ける場合の注意点をご紹介します。
婚約指輪を着けるかどうかは本人次第
結婚式の際に婚約指輪を着けてよいかどうかについて、特にマナーや決まりはありません。「結婚指輪を目立たせたい」「指輪交換の際にどうすればよいかわからない」と着用しない方もいらっしゃいますが、婚約指輪は特別な意味を持つ指輪なので、結婚式でも着用することをおすすめします。
結婚式で婚約指輪を着ける際は、結婚指輪の交換に差支えのないよう右手の薬指に着けるのが通例です。結婚式の間を通して着けていてもよいですし、披露宴やお色直しなど式の進行に合わせて着けることもできます。プランナーさんなどと相談しつつ、ベストな着脱のタイミングを探すのがよいでしょう。
婚約指輪を着ける際の注意点
結婚式で婚約指輪を着ける場合、指輪交換前から左手に指輪を着けていると違和感があるため、最初は右手の薬指に着けておき、指輪交換後に結婚指輪と重ね着けするのが一般的です。そのため、式の初めから左手薬指に着けておきたい場合は、グローブを外す際に指輪も一緒に外せるようにするなどの工夫が必要になります。
ただし、婚約指輪のデザインによってはグローブを着脱する際に指輪のダイヤモンドが引っ掛かったり、グローブの盛り上がりが目立ったりする場合もあります。シンプルなデザインなら目立たず、問題なく着脱できる場合が多いですが、本番で手間取らないようあらかじめリハーサルを行い、指輪が外しやすいかどうかを確認すると安心です。
また、式中は移動やドレスの着替えが多いため、着脱した後どこにしまったか分からない、ということのないように注意しましょう。
友人の結婚式に参加する場合は?
友人の結婚式に参加する際も婚約指輪を着けて出席しても問題ありません。周りに華やかな印象を与える婚約指輪は、結婚式をはじめパーティーや演奏会などのフォーマルなシーンに適したジュエリーです。
ただし友人の結婚式の場合、あまりにも煌びやかで主役の花嫁より目立ってしまうような指輪はマナー違反になってしまう場合があります。その場合は婚約指輪を着けていくのは控え、シンプルな指輪やパールのネックレスなど別のジュエリーを着けていきましょう。
エンゲージカバーセレモニーもおすすめ
結婚式で婚約指輪を着ける場合は、エンゲージカバーセレモニーもおすすめです。エンゲージカバーセレモニーとは、結婚指輪の交換後に新郎が新婦に改めて婚約指輪を贈り、結婚指輪と重ね着けをする儀式です。
結婚指輪のうえから婚約指輪を重ねて着ける行為には「永遠の愛にふたをする」という意味があるため、結婚式に相応しいセレモニーといえるでしょう。
婚約指輪に光を当てられるため、想いのこもった婚約指輪を出席者にも見てもらいたい場合や、婚約指輪は着用したいものの指輪交換時の着脱に不安がある場合などにおすすめです。
エンゲージカバーセレモニーを行う場合は、新郎の結婚指輪も含めた3つの指輪を同時に並べることができるリングピローを事前に用意しておくとよいでしょう。行うタイミングなどに決まりはないため、披露宴や二次会で行ったり、演出を自分たち好みにアレンジしたりすることも可能です。
ただし、エンゲージカバーセレモニーは新しい演出のため、式場が対応してくれるか、ゲストにも分かりやすい進行にしてもらえるかなどを事前に確認する必要があります。
婚約指輪を着けて素敵な結婚式を
婚約指輪は、婚前はもちろん結婚式中や式後でも着けることができるなど、活躍の場が広いジュエリーです。近年はエンゲージカバーセレモニーを行える式場もあり、結婚式を素敵に演出するアイテムにもなります。
ふたりの想いが詰まった大切な婚約指輪を結婚式でも着用し、より思い出に残る結婚式にしましょう。結婚式の思い出がつまった婚約指輪は、その後一層愛着のある大事な指輪になるはずです。
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