結婚準備

婚姻届受理証明書って何? もらい方や具体的な使い道をご紹介

2021-02-25(最終更新日:2021/03/18)

「婚姻届受理証明書」というものをご存知でしょうか。必ずしも必要なものではありませんが、婚姻届提出後のさまざまな場面で使用できるため、知っておくと役立ちます。

ここでは、婚姻届受理証明書の概要や種類、もらうにはどうすれば良いのか、どのような場面で使用できるのかをご紹介します。

 

 

 

 

婚姻届受理証明書とは?

「婚姻届受理証明書」は、婚姻届を役所が正式に受理したことを証明する公文書です。つまり、ふたりが夫婦になったことを法的に証明する書類になります。

発行する役所によって様式は異なりますが、「婚姻届を受理したこと」「婚姻の年月日」「夫婦の氏名」「本籍」「証明書を発行した行政の名前」などが記載されるのが一般的です。

 

通常、婚姻届を役所に提出・受理された段階でふたりは正式に夫婦となります。ふたりが夫婦になった証明は「戸籍謄本」で行えますが、新しい戸籍ができるまでには数日から1週間程度の時間がかかることが多く、その間は戸籍謄本が発行できません。

新しい戸籍ができるまでの間に、婚姻届が受理されふたりは夫婦であるという証明が必要な場合に、婚姻届受理証明書が役立つのです。

 

 

婚姻届受理証明書の種類

 

婚姻届受理証明書は、通常は必要事項が記載された紙の証明書ですが、上質紙を使用した賞状タイプを発行してもらうこともできます。市区町村によっては、ご当地デザインの婚姻届受理証明書を取り扱っている場合もあります。

 

賞状タイプやご当地デザインの婚姻届受理証明書は華やかなデザインになっているので、結婚した記念に飾ったり、結婚式のアイテムとして用意したりするのも人気です。

 

 

婚姻届受理証明書のもらい方

婚姻届受理証明書を発行してもらえるのは「婚姻届を提出した市区町村の役所」だけなので、取得を希望する場合は注意が必要です。

婚姻届を提出する際に、窓口で証明書が欲しい旨を伝えると発行してもらえます。通常タイプの証明書の場合は即日発行になることが多く、賞状タイプやご当地デザインのものは数日から1週間ほどかかるのが一般的です。

 

発行の際には、旧姓のマイナンバーカードや運転免許証といった本人確認書類、発行手数料も必要なので忘れずに用意しておきましょう。発行手数料は、通常タイプの証明書で350円、上質紙タイプやご当地デザインだと1,400円かかります。

 

また、婚姻届を提出した場所が遠い、役所の業務時間内に窓口に行けないという場合は、郵送や委任状を持った代理人による申請も可能です。

婚姻届を提出した後日でも受理証明書は発行できますが、時期が空くと発行に時間がかかる場合があります。できるだけ早めに手続きを行うようにしましょう。

 

 

婚姻届受理証明書はどんな場面で使える?

 

戸籍謄本として活用できる婚姻届受理証明書ですが、具体的にはどのような場面で使えるのでしょうか。婚姻届受理証明書が使用できる場面の一例をご紹介します。

 

住民票の名義を変える

 

婚姻届の提出後は、運転免許証や年金の名義変更など、さまざまな手続きで住民票が必要です。しかし、住民票に記載される氏名は戸籍情報に基づいているので、新しい戸籍ができていない期間は旧姓表記になってしまいます。

 

新しい名前での住民票が必要な場合は、婚姻届受理証明書を使うことで、住民票の名義を変更できます。

また、入籍と同時に新居へ引越しを行う方は、名前だけでなく住所も変更する必要があるので、転出・転入届の提出も忘れずに行いましょう。

 

海外で結婚式を挙げる

 

海外で結婚式を挙げようと考えている方は、キリスト教信者ではない方でもチャペルで挙式できる「ブレッシングスタイル」を選択できる場合があります。

ブレッシングスタイルは、夫婦になったことをお祝いする意味合いの式なので、ふたりが法的に夫婦であることを証明しなければいけません。この証明として、婚姻届受理証明書を利用することができます。

 

会社で届け出る手続きにも

 

結婚後、会社を退職したりパートとして働いたりするなど、どちらかが扶養家族になる場合は、会社に扶養家族の申請を行う必要があります。戸籍謄本ができあがる前に申請しなければいけない場合は、婚姻届受理証明書を公文書として会社に提出可能です。

 

ただし、会社によっては使用できない場合も考えられるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

 

使用できない場面もあるので注意

 

婚姻届受理証明書はあくまでも仮の証明書なので、使用できない場面もあります。主な使用できない場面としては、免許証の名義変更と銀行口座の名義変更の2つです。

これは、免許証の名義変更には「本籍記載の住民票」が、銀行口座の名義変更には「戸籍謄本」または「運転免許証」が必要なためです。

 

これらの名義変更をすぐに終わらせたい方は、婚姻届受理証明書で住民票の名義を変更してから、運転免許証の名義変更に行くようにしましょう。

ただし、これらの必要書類は各都道府県や銀行などによって異なる場合があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

 

 

記念として婚姻届受理証明書を取得するのもおすすめ

 

婚姻届受理証明書は、入籍してから新しい戸籍ができるまでの間、各種手続きに使用できる便利な公文書です。

また、上質紙を使用した賞状タイプやご当地デザインの証明書なら、結婚の記念品として残しておくこともできます。

 

これから婚姻届を提出するという方は、便利に使えて結婚の記念品にもなる、婚姻届受理証明書を取得してみてはいかがでしょうか。

 

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